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更新日:2021年3月11日
まだ食べられるのに捨てられている食品のことを「食品ロス」と言います。
日本は食べ物の約6割を海外からの輸入しており、世界で8億4千万人以上の人が1日の食事を満足に食べられないと言われています。
しかしながら、日本では、国内の年間の米生産量に近い500万~800万トンもの食べ物が、食べられずに捨てられています。鎌倉市においても、年間約400トンもの食品が手つかずのまま捨てられています。
必要な食品だけを買い、食べ物を使いきり、食べきって無駄をなくすことは、世界の資源を大切にすることにつながるとともに、ごみを減らすことで環境負荷を減らし、食のコストの見直しにもつながります。
ご家庭やお店で、ぜひ食品ロスの削減へのご協力をお願い致します。
「新鮮なうちが一番おいしい」「食べられる分だけ買えばいい」・・・わかっていても、せっかくの食材を捨ててしまうことはありませんか?このパンフレットでは、食べ物の「もったいない!」を減らすために、保存の方法やコツについてご紹介します。パンフレットは市役所の窓口等で配布しています。
「保存版 もうムダにしない!食材の便利帳」(A5版8頁)(PDF:1,945KB)
<目次>
・買い物のコツ (P.1)
・調理~片づけまでのコツ (P. 2)
・野菜・くだものの保存の ( P.3)
・肉・魚・大豆製品などの冷凍保存のコツ (P. 5)
・冷蔵・冷凍庫活用のコツ (P. 6)
・食品ロスについて(P. 7)
お店で食べ残しを減らすことは、資源を大切にするとともに、残飯の片づけの手間やごみ処理経費の削減につながります。また、小盛りなどメニューの幅を広げることで、サービスの向上にもつながります。
「捨てる食材や食べ残しが多いな」と思われた時には、ぜひ、お店でひと工夫をお願いいたします。
飲食店における食品ロスの原因(食品循環資源の再生利用等の結果報告(農林水産省))
・外食時に食べ残しが出てしまう理由(市民アンケート調査(鎌倉市))
1位 嫌いな食材や味付け・調理方法のため (89人)
2位 お店で小盛りなど少なめに注文できなかったため (84人)
3位 味や量がイメージしていたものと違うため (54人)
4位 食べられる量に関係なく注文するため (31人)
5位 宴会などで食べ終わる前に時間が終了するため (30人)
もったいない食品をなくすため、鎌倉飲食料理業組合の方々にご意見をいただきながら、お客様に食べきりを呼びかけるポスター(A3サイズ)を作成いたしました!
ポスターには、日本で古くから伝わる「もったいない」の精神(Spirit)を呼び起こし、お客様に食べ物を最後まできれいにお召し上がりいただきますようにというメッセージを込めました。
鎌倉で資源を大切にし、環境にやさしい取組みを広げるため、ぜひ、ポスターの掲示にご協力をお願い致します。1面は、お客様に向けたポスターです。海外のお客様にも伝わるよう、英語も併記しました。2面には、お店で食品ロスを削減するひと工夫の例を記載しています。
店内での掲示やメニュー表にはさむなど、ご来店の皆様の目に触れる場所にご掲示をお願いします。
ポスターにつきましては、ごみ減量対策課で配布しておりますので、お手数ですが電話番号:44-5369までご連絡ください。
Mottainai Spirit in Kamakura ポスター(PDF:586KB)
平成27年1月28日(水曜日)に、食品ロスの削減を考えるワークショップを開催しました。市民、事業者28名の方々にご参加いただき、それぞの立場で食材の保存の工夫や調理の工夫などのアイディアをいただきました。皆様のこれらのご意見は食材の便利帳のパンフレットの作成に反映し、また今後の施策の参考にさせていただきたいと思います。
鎌倉市では、食品ロス削減の取り組みの一環として、市内で食品ロス削減に取り組んでいるお店を「鎌倉市食品ロス削減協力店」として登録し、市ホームページにて紹介する制度を令和3年度から開始します。
食品ロスを減らしても、出てしまう生ごみについては、生ごみ処理機などでリサイクルしましょう。
市民向け 生ごみ処理機購入費助成制度
事業所向け 事業系大型生ごみ処理機購入費等補助金交付制度 / 食品リサイクル法について
もったいないゼロプロジェクト(国民生活産業・消費者団体連合会)( 外部サイトへリンク )
食と農林水産業について知ろう、考えよう!(食育の推進)(農林水産省)( 外部サイトへリンク )
もっと!食べべきりげんまんプロジェクト(九都県市廃棄物問題検討委員会)( 外部サイトへリンク )
食べもののムダをなくそうプロジェクト(消費者庁)( 外部サイトへリンク )
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