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更新日:2023年5月10日

よくあるお問い合わせ

Q 市でハチ駆除をしていると聞いたのですが、お願いできますか?

市では、スズメバチの巣の駆除は行っていません。

令和2年度から、鎌倉市スズメバチの巣駆除費補助金交付制度を開始しました。

市民の方から駆除専門業者に駆除を依頼していただき、駆除後に補助金の申請手続きをお願いします。

詳しくは、鎌倉市スズメバチの巣駆除費補助金交付制度についてをご参照ください。

なお、スズメバチの巣以外の駆除は、補助金交付対象ではありません。

Q スズメバチとアシナガバチの巣とどこが違うのですか?

スズメバチの巣は、球状・卵型で出入り口の穴が1つあり、こげ茶色と薄茶色のマーブル模様が入っています。アシナガバチの巣は、ハス(蓮根)のようにたくさん穴が空いていて、お椀を逆さにしたような形で、巣の色は灰色のものが多いです。

Q 庭の木にハチがたくさんいるのですが?

4月から6月は、ミツバチの分封群です。この時期ミツバチは巣別れをします。新しい女王バチが誕生する2、3日前に旧女王バチが巣内の3分の1から2分の1の働きバチを引き連れて新しい巣の場所を探します。そのとき、木の枝など群れをなして停まっていることがあります。恐怖感はありますが、刺激を与えない限り刺されることはありません。いたずらせず様子を見てください。

夏から晩夏は、スズメバチが幼虫の餌にするため、アシナガバチやミツバチの巣を襲います。攻撃を受けた巣の生き残りや台風などで巣を失った生き残りが集団で人家の軒先に静止することがあります。この集団は攻撃性がないとされています。ミツバチは数日でいなくなりますが、アシナガバチはそこに留まります。駆除をするならば、ハチ・アブ用ジェット式スプレー殺虫剤(薬局・ドラックストアー・ホームセンターで購入)を用意し噴霧してください。その際は、雨合羽を着用するなど、肌の露出をできるだけなくしてから行ってください。

Q イチジクの実、ヤブカラシの花、クヌギ、ベニカナメモチの木にハチが集まっているのですが?

スズメバチやアシナガバチはミツバチと違って舌が短いため、花びらの大きい花の蜜を吸うことができません。そのため、このような花などに飛来し、幼虫の餌・成虫のエネルギー源として蜜や樹液を集めます。

その他、熟した果実、樹液、飲み残しのジュースなどにも群がります。一般的に餌を求めている時のハチは攻撃性はないとされていますが、近づかないようにしましょう。

Q 部屋の中にハチが入ってきたのですが?

とにかく落ち着いてください。明るい側の窓を開けて、ハチが出て行くのを待ってください。出て行かないときは、気をつけてスプレー式殺虫剤を噴霧してください。なお、金魚などを飼っている水槽がある場合、殺虫剤が水槽にかかると金魚が死んでしまうので注意してください。(屋外の池に生き物がいるときの殺虫剤使用も注意)

Q マンションの最上階付近をハチが集団で飛び回っているのですが?

9月頃の午前中にヒメスズメバチという種類が飛び回ることがあります。これは、オスバチが集団で飛び回っている中に新女王バチが飛び込む交尾行動で、本来は山頂付近で行われるものですが、最近は高層建築物の屋上付近で見られるようになりました。窓を閉めるなど、室内に入られないようにしてください。

Q ハチに刺されるとどうなりますか?

刺したハチの種類・数、刺された人の体質・体調・部位などによってさまざまですが、一般的に、激しい痛みがあり、刺された場所を中心にして赤く腫れ、痛痒い状態が1週間くらい続きます。普通の体質の人であれば、一度にたくさんのハチに刺されでもしない限り、この程度です。

Q ハチに刺されたらどうすればよいですか?

刺されたところから毒を押し出してください。この際、口で吸い出すのは止めてください。虫歯や口内炎などがあると、そこから毒が入ります。

痛みだけの場合はそのままでも大丈夫です。痛みに続いて腫れ始めたら、水で冷やしたり、抗ヒスタミン軟膏を塗ってください。アンモニアは効き目がありません。刺されてすぐに全身が痒くなったり、刺されたところから離れた部分や全身に蕁麻疹が出たり、具合が悪くなった時は、すぐに医師の診断を受けてください。

Q 2回刺されると危ないと聞いたのですが?

ハチに刺されて亡くなる方が毎年います。この方々のほとんどは、ハチに数回刺されていて、ハチ毒に対してアレルギーを持っていたとされています。

通常体内に異物が入ると、抗体(免疫)ができて、再度入った場合に細菌やウィルスなどと結合して無毒化するという大切な働きをしますが、免疫とは逆にかえって体の反応が強く出てしまう抗体ができてしまう人もいます。悪いことにこの抗体は、同じ異物が入るたびに急増してしまいます。ハチに刺され、抗ハチ毒抗体ができ、再度刺されると抗原抗体反応(アレルギー反応)が起こることになります。しかし、全ての人が複数回刺されたら重症になるわけではありません。

以前ハチに刺されたことがあり心配な方は、ハチアレルギーを起こしやすいかの検査(血液による検査)ができるので、医療機関でご相談ください。

Q 冬場にハチの巣を見つけたのですが?

冬場に自分の家の軒下等でハチの巣を見つけた場合は、ほとんどが空の巣、つまりハチの巣の中に生きているハチはいないということですので、市では冬場のハチ駆除は行っていません。ご自身で棒で落としていただくか、そのままにしておいても翌夏その巣をハチが使うということはないので、問題はありません。

お問い合わせ

所属課室:環境部環境保全課環境保全担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:0467-61-3444

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