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更新日:2023年10月10日
鎌倉市環境基本計画(以下環境基本計画と記載する)は、第3次鎌倉市総合計画を環境面から補完し、また平成6年(1994年)に制定された環境基本条例の基本理念を実現するため、市民、事業者、滞在者、行政が協働して推進していく計画です。平成8年にスタートした環境基本計画は、30年後の都市像を展望しながら、平成17年度までの10年間を第1期計画期間としていました。
平成18年3月発行の第2期環境基本計画は、今までの取組の成果を引き継ぎつつ、新たな課題に対応することにより、まちづくりの基本理念である「環境共生都市の創造」を実現するため、平成18年度(2006年度)から27年度(2015年度)までの10年間を計画期間としています。
平成23年3月、第2期鎌倉市環境基本計画の策定から5年が経過し、基本的に現行の計画の目標等を継承しつつ、主に目標を達成するための指標や施策等を現状に即して見直しました。
第2期環境基本計画改訂の主な概要
目標項目 1地球環境 目標を達成するための指標 市域における温室効果ガス排出量を変更 平成27年度(2015年度)までに平成2年度(1990年度)に比べ16.1%削減 (平成32年度(2020年度)までに平成2年度(1990年度)に比べ28%削減) 国の2020年に向けた中期目標25%削減に基づき(廃棄物等部門を除く)、鎌倉市の産業構造を配慮してあらたに設定しました。国や県の目標値が変更された場合や第2次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画のうちごみ処理基本計画の中間見直しに伴い、温室効果ガス排出量の削減目標は、変更する場合があります。 |
目標項目 14エネルギーの有効利用 目標を達成するための指標 市内、家庭等の買電量から太陽光発電システム設置件数へ変更 太陽光発電システム設置件数 平成27年度(2015年度)までに約4,000件 |
・その他 同時期に見直しを行っている「緑の基本計画」やその他の関連計画と施策等の方向性を確認し、内容の充実を図りました。 |
1 環境の恵みを将来世代に継承します。 |
2 環境への負荷の少ない持続的に発展できる社会を築きます。 |
3 自然環境や歴史的遺産など鎌倉の個性を尊重し、共生していきます。 |
4 鎌倉から地球環境保全をすすめます。 |
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地球環境の保全
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地球環境
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将来の世代も安全で快適に暮らせるよう、国際的視野を持って地球環境の保全をすすめます。
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人の健康の保護と生活環境の保全
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大気
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誰もが深呼吸を楽しめるまちにします。
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水・土
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人や水辺の生物がすみやすい良好な水質と土壌を確保します。
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化学物質
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化学物質を適正に管理し、安全に使用します。
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音 | 自然が醸し出す音を楽しめるまちにします。 | |
歴史的文化的環境の確保
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歴史的遺産
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古都鎌倉の歴史的遺産を保全・活用し、世界遺産に登録されることをめざします。
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良好な都市環境の
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緑・水辺
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公園や緑地、市街地の樹木などの緑や水辺地を保全・整備・創造・管理し、うるおいとやすらぎのあるまちをつくります。
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景観
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豊かな自然環境に恵まれた都市環境を継承・発展させ、魅力的な都市景観へと高めます。
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美化
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住む人と訪れる人との協力で、散乱ごみと落書きのないまちをめざします。
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健全な生態系の保持、人と自然とのふれあいの確保
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生態系の保持
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さまざまな生物とともに生きるよう、貴重種を含め市内に生息・生育する野生生物の保全に努めます。
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自然とのふれあい
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海、山、川、池で自然にふれあい、自然から学び癒される機会を増やします。
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循環型社会の構築
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廃棄物の発生抑制・再使用・再生利用
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生産や消費に伴う廃棄物の発生を抑制し、再使用・再生利用等により資源を有効に利用します。
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水の循環利用
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上水の節水のため一度利用した水や雨水の有効利用に取り組むとともに、雨水の地下浸透をすすめます。
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エネルギーの有効利用
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家庭や事業所における省エネルギーや再生可能エネルギー等の導入を促進します。
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環境教育の推進 | 15 | 環境教育 | 環境保全の重要性を認識し、自ら意欲的に行動し、活動の場を広げていけるよう、体系的な環境教育を推進します。 |
鎌倉市環境基本計画<第2期改訂版>を分割して掲載しました。
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