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更新日:2018年6月15日

景観デザイン委員会(現在は景観審議会)

景観デザイン委員会(現在は景観審議会) 会議要旨


◆第1回 平成8年7月31日 開催◆

議題1 委員長等の役員選出について
委員長には星野委員、委員長代理には鶴田委員を選任しました。

議題2 会議の公開等に関する取扱について
委員会の開催は、原則公開していくことを確認しました。

議題3 鎌倉市都市景観条例の概要について
事務局より景観形成基本計画及び条例のあらましについて説明し意見交換を行いました。
景観形成基本計画と第3次総合計画、都市マスタープランの関係、景観形成地区制度や景観重要建築物の制度について質疑がありました。
また、「この制度を有効に活用するためには、多くの市民に制度を理解してもらうことが必要。」などPR活動の重要性を指摘する意見がありました。

議題4 景観デザイン委員会の審議事項について
事務局より審議事項について説明を行いました。

◆第2回 平成8年11月28日 開催◆

議題1 諮問第1号 景観重要建築物等の指定について(石島邸:雪ノ下)
事務局より、建物概要等について説明後、審議を行いました。
鎌倉時代から残る道路に隣接している立地性や歴史的価値、川合邸・聖ミカエル教会、旧川喜多邸などの歴史的建造物が集中する場所性、道路沿いの樹木や周辺 ま ち並みとの調和などの景観的な価値が評価され、景観重要建築物等の指定について異議ない旨の答申をしました。

その他
星野委員長より市からの諮問に対して答申するだけではなく、審議会からの自主的な提案をしていってはどうかとの提案があり了承されました。テーマは、今後検討していくこととなりました。

◆第3回 平成9年2月7日 開催◆

議題1 諮問第2号 景観重要建築物等の指定について(旧安保小児科医院:御成町)
事務局より、建物概要等について説明後、審議を行いました。
地域のランドマークとしての重要性、大正末から70年余りにわたり小児科医院として多くの市民に親しまれてきた歴史性などが評価され、景観重要建築物等の指定について異議ない旨の答申をしました。
今後は風致保存会の事務所として使用される予定であるが、 長く診療所として使用されてきた建物なので待合室や診察室などは そのままの姿で公開できるよう配慮して欲しいとの意見を受け、 事務局から風致保存会に伝えるとともに調整を進めることとしました。

その他
第2回委員会に引き続き自主提案のテーマについて議論を行いました。
テーマの案として、鎌倉らしさ、屋外広告物、歴史の伝承、景観形成の議論を市民に広げる仕組みの検討などが提案されましたが、今回の委員会では、テーマの絞込みまでは至りませんでした。
自主的な研究を進めるためには年4回の委員会だけでは足りないため、ボランティア的な活動(会議の開催)が必要との提案があり、委員会で了承されました。
自主的な活動は、委員有志によるものとし、そこでの意見は正式な委員会にその都度報告し、委員会の提案として位置付けることが確認されました。

◆第4回 平成9年7月1日 開催◆

議題1 都市景観の形成に関する提言について
第3回委員会開催後、自主的な研究会(以下「自主研究会」とする。)を3回開催し、議論した内容「都市景観の形成に関する提言」について審議しました。
考え方の確認、一部語句の修正を行い、委員長及び委員長代理が市長に手渡すこととなりました。
都市(まち)としての美しく品位あるたたずまいを創出していくことの必要性、手法、取り組むべき課題について提言を行うこととしました。(別添資料1参照)
具体的には、「景観的に良くないものとして多くの人から指摘を受ける、無秩序な屋外広告物について検討すべきとして、特に行政が設置する垂れ幕や横断幕は、他に適切な方法がない不可避な場合を除き原則的に廃止することが望ましい。
市の自主規制を通し、他の公共機関へ、さらには民間施設へ輪を広げることを要望する。」といった内容です。

報告 都市景観づくりの普及・啓発事業について
景観づくりの普及・啓発事業として市が予定している景観のつどい及び景観賞について説明後、意見交換を行いました。
「選定にあたっては、季節や歴史などの時間的な考慮が必要である。」「選定の過程も大変重要であるが、選定したものを議論の題材にするなど発展的な仕掛けが必要である。」「幅広い層からの意見を取り入れる工夫が必要。」などの意見がありました。
また、名称も「鎌倉風光賞」「春の鎌倉3景」など親しみやすいものをとの提案がありました。これらの意見を取り入れ事業の枠組みを検討していくこととなりました。

◆第5回 平成9年9月19日 開催◆

議題1 (仮称)かまくら景観百選、かまくら景観賞について
事務局より、かまくら景観百選、かまくら景観賞の実施について説明後、意見交換を行いました。
2つの事業実施により混同を避ける工夫や百選と景観賞の事業の整理(「身近な風景」⇒「百選」⇒「それに関わる人の行為」⇒「景観賞」)が必要であるとの意見がありました。また、四季の重要性が確認され、事業を効果的に実施するため、募集期間や発表時期を今後検討していくこととなりました。

議題2 (仮称)かまくら都市景観のつどいについて
事務局より、(仮称)かまくら都市景観のつどいの実施について説明後、意見交換を行いました。
アドバイザー会議、屋外広告物、市民活動、今後実施予定の景観百選・景観賞のPRがひとつの流れになるような構成が必要であるとの方向性が確認されました。
今回の委員会では、細部まで議論ができなかったため、次回以降引き続き検討を行うこととなりました。

その他
7月に提出された「提言書」は、庁内周知を図り、既に1件横断幕の掲出を取りやめた。
「旧安保小児科医院」は、風致保存会が10年間の契約で建物を借用することとなり、委員会から要望のあった家具・医療器具を含めた診療室の保存について、可能な限り対応するとの回答を得ているとの報告が事務局よりありました。

◆第6回 平成9年11月26日 開催◆

報告1 かまくら景観百選について
事務局より実施方法等(平成9年12月から10年11月まで募集を行う。)について説明後、意見交換を行いました。
応募写真の著作権の考え方や応募者への対応について意見がありました。

報告2 かまくら都市景観のつどいについて
事務局より実施方法等(平成10年1月31日開催)について説明後、意見交換を行いました。
多くの参加者からの意見がもらえるような演出、会場と一体となるような仕掛けの必要性について意見がありました。

報告3 由比ガ浜商店街周辺地区における景観形成地区指定に向けた動きについて
事務局より、由比ガ浜商店街(下馬~六地蔵)において、景観形成地区指定に向け、地元と行政による協議がはじまった旨の説明がありました。

その他
委員会の自主研究テーマのひとつである「景観の議論を市民に広げる仕組み」について意見交換を行いました。
議論を広げていくには、市民に主体性を持ってもらうにはどうするか・企業がどう係わるか・事業者の意識づくりが重要で、どのような手法が効果的かは、今後委員会で検討していくこととなりました。

◆第7回 平成10年3月24日 開催◆

議題1 諮問第3号 景観重要建築物等の指定について(高野邸:扇ガ谷)
現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
所有者の生活とともに建物が変化してきた「建築生活史」のような性格、 通りの景観を創りだしている重要な要素であることなどを評価し、 景観重要建築物等の指定について異議ない旨の答申をしました。

報告 「かまくら都市景観のつどい」及び「かまくら景観百選」について
「かまくら都市景観のつどい」の参加者は、約300人、パネルディスカッションでの意見は現在取りまとめをおこなっている。
「かまくら景観百選」は、これまで約40件の応募があり、現在地下道ギャラリーで展示を行っているとの報告が事務局よりありました。

◆第8回 平成10年6月30日 開催◆

議題1 諮問第4号 景観形成地区の指定について(由比ガ浜通り)
事務局からの由比ガ浜通り(下馬~六地蔵)の概要及び取り組みについて説明後、審議を行いました。
市内部はもとより、神奈川県、東京電力など関係機関と連携し、柔軟な対応による景観づくりを進めて欲しい。
景観形成地区として第1号の指定であり、鎌倉の個性をつくるパイロット的なものとなるよう、デザイン委員会としてもバックアップしていきたいなどの意見が出されました。
今後の地権者及び市の取り組みに期待し、地区指定については、異議ない旨の答申をしました。

その他
事務局より、かまくら景観百選の応募状況の報告と第1期委員会の活動概要について報告がありました。
活動概要については、第1期委員会のまとめとして、また次期委員会への申し送り的な意味合いとして位置付けることとし、語句の修正等については委員長に一任することとなりました。(別添資料2参照)

◆第9回 平成10年12月21日 開催◆

議題1 委員長・委員長代理の選任について
委員長には星野委員、委員長代理には鶴田委員を選任しました。

議題2 会議の公開に関する取扱いについて
会議要旨を委員会が支障を認める場合以外、発言者の氏名も含め公開とする旨の確認をしました。(別添資料3参照)

議題3 諮問第5号 景観形成地区の指定について(浄明寺胡桃ケ谷地区)
事務局から浄明寺胡桃ケ谷地区の概要及び取り組みについて説明後、審議を行いました。
はじめての住宅地景観の指定で、市内において一番大きな面積を占める住宅地の模範例となることを期待するなどの意見がありました。
地区指定については、異議ない旨の答申をしました。

議題4 かまくら景観百選について
事務局より選考方法について説明後、意見交換を行いました。
景観百選は選ぶことが目的でなく、日常的に見慣れた景色から良いものを探しながら考えるといった「プロセス」が重要。
「どういった見方、捉え方があるのか」といったことを考えるため応募されたものを分類し、そこからのメッセージを整理していけば良いのではないか。
選考に厳密性を求めるより「そこから学ぶ」というスタンスで望むべきなどの助言がありました。
また、選考しっ放しということがないようにして欲しいとの意見も出されました。

その他
東勝寺橋、宝戒寺橋の改修案(藤沢土木事務所作成)、(仮称)北鎌倉観光案内所等複合施設計画案について説明がありました。
東勝寺橋は、大正末の鉄筋コンクリートが一般化した時代に築造されたもので、改修にあたっては、歴史的経緯や当初の形態を意識してデザインを行って欲しい旨の意見が出されました。

◆第10回 平成11年2月16日 開催◆

議題1 かまくら景観百選の選考について
事務局より、2月7日に開催された公開討論会「フリートーク・みんなで選ぼうかまくら景観百選」での議論を踏まえ、場所ではなく、景観のキーワードを抽出するという方針で選考を進めたいとの説明後、意見交換を行いました。
自然、歴史、生活などの系別に集約すると今後も活用しやすい。百選の成果を刊行物にするのなら「観光百選」とは異なるものとなるよう検討して欲しい。
例えばキーワードから学べることがあるなど踏み込んだものとし、今後の景観行政のベースとなるようにすることが望まれる。
などの意見がだされました。
今後は、各委員が現在抽出されているキーワードを確認するとともに、新しいキーワードを提案すること、事務局でキーワードを「自然系・歴史系・生活系」 「時間(時代・季節)」「地域」「視点場」「五感」の切り口により整理を行うことが確認されました。

その他
東勝寺橋、宝戒寺橋の改修案について前回委員会の意見を踏まえ文書で県に要請するとの報告が事務局よりありました。

◆第11回 平成11年3月5日 開催◆

議題1 かまくら景観百選について
かまくら景観百選の選考方法、事業に対する委員会の提言、PRパンフレットの内容について議論が行われました。
応募数はあるものの、応募者に偏りがある、鎌倉の景観全てを網羅しているとはいえないなどの問題点が指摘されました。
また、応募に対し優劣をつける選考にどのような意味があるのかなどの指摘もありました。
このため、事業の継続やPRパンフレットの内容について今後検討していくこととしました。

その他
事務局より、現在県が行っている、神奈川県屋外広告物条例に基づく許認可事務を平成11年4月1日付けで市が事務委任を受けることになった旨の報告がありました。

◆第12回 平成11年6月25日 開催◆

議題1 かまくら景観百選について
第11回委員会後、2回の自主研究会での検討を踏まえ、候補を大まかにくくったものを提示し、選考の基準や不足しているものの扱いについて議論を行いました。
選考においては、「鎌倉らしい、好ましい景観」「鎌倉の景観の重要な構成要素」を基準とすることとなりました。
次回の委員会で、百選を決定する予定なので自主研究会において候補をある程度選定することとなりました。
また、場所は特定できないが大切な景観要素となっているものをどう表現していくか合わせて検討することとなりました。

その他
事務局より浄明寺胡桃ケ谷景観形成地区における、現在の取り組みについて報告がありました。

◆第13回 平成11年7月30日 開催◆

議題1 かまくら景観百選について
百選を選考するにあたり、名称やグルーピングなどについて最終的な議論を行いました。
本日議論した内容を踏まえ、「かまくら景観百選選考報告」を委員会から市長に提出することとなりました。(別添資料4参照)

その他
事務局より、浄明寺胡桃ケ谷景観形成地区における現在の取り組みについて報告がありました。

◆第14回 平成11年10月28日 開催◆

議題1 諮問第6号 景観重要建築物等の指定について(村上邸:西御門)
現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
通りの優れた景観形成に大きく寄与しているとともに、 建築当時の社会や生活の様子を伝える貴重な存在であることなどを評価し、 景観重要建築物等の指定について異議ない旨の答申をしました。

議題2 かまくら景観百選の選定について 選定された百選について、応募者への案内、広報かまくら掲載、メディアセンターへの情報提供などを実施したとの報告がありました。
委員会からは、選定された百選を効果的に活用する手法を今後検討して欲しいとの意見がありました。

◆第15回 平成12年2月16日 開催◆

議題1 諮問第7号 浄明寺胡桃ケ谷景観形成地区における、景観形成方針及び景観形成基準について
事務局より、景観形成方針及び基準について説明後、審議を行いました。
内容は問題ないものの、一部表現に不明確な部分があるとの指摘がありました。
誤解を受けないような表現に修正することを確認し、景観形成方針・基準を定めることについて異議ないものと答申しました。

◆第16回 平成12年8月1日 開催◆

議題1 委員長及び委員長代理の選出について
委員長には星野委員、委員長代理には稲垣委員を選任しました。

議題2 諮問第8号 景観重要建築物等の指定について(旅館対僊閣:長谷)

現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
地元の大工の手により建築されたもので大変貴重な存在であること、 景観重要建築物の制度を点から線、面やまち並みへ広げる重要な役割を担っていることなどを評価し、 景観重要建築物等に指定することについて、異議ない旨の答申をしました。

議題3 その他
宝戒寺橋の改修整備計画、浄明寺胡桃ケ谷景観形成協議会が中心となり開催する日仏景観会議・鎌倉、大船田園都市の展示について事務局より報告がありました。

◆第17回 平成12年12月20日 開催◆

議題1 諮問第9号 景観重要建築物等の指定について(笹野邸:佐助)
現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
建物の規模、質、敷地の規模、周囲景観への寄与などを評価し、 景観重要建築物等に指定することは、異議ない旨の答申をしました。景観重要建築物等の制度は所有者の意向が生かされる良い制度である反面、規模の大きなものを維持するには、大変な苦労もあり、さらなる支援の充実が必要との意見もありました。

その他 事務局より県風致地区条例の改正があり、これまで2種別であったものが4種別になった。
この改正を受け、鎌倉風致地区においても種別変更に向けて作業を行っている旨の報告がありました。

◆第18回 平成13年3月28日 開催◆

議題1 諮問第10号 景観重要建築物等の指定について(安齊商店:長谷)

現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
もともとの利用形態が継承され、近代の長谷界隈の面影を伝える貴重な存在であること、 揚戸などの古いしつらえや古い看板などが大変よく保存されていることなどを評価し、 景観重要建築物等に指定することは、異議ない旨の答申をしました。

その他 一定規模以上の建築物等のデザイン協議の現状と課題、風致地区の変更作業の進捗状況について事務局より報告がありました。

◆第19回 平成13年7月16日 開催◆

議題1 諮問第11号 由比ガ浜通り(下馬~六地蔵)景観形成地区における景観形成方針及び景観形成基準について
事務局より、景観形成方針及び基準について説明後、審議を行いました。
地元商店街の熱意でまとまったものであり、これを景観形成方針・基準として定めることについて異議ないものと答申しました。
委員会からは、今後さらに地元と市が密に連携をとって高めていって欲しいとの意見がありました。

その他
事務局より、風致地区の変更(市原案)についての説明がありました。
また、事務局より諮問番号と委員会の回数について、他の審議会と整合を図るため、年度毎の番号としたい旨の提案がなされ了承されました。(来年度より実施予定)

 

 

◆第20回 平成14年1月11日 開催◆

 

 議題1 (仮称)鎌倉芸術館周辺景観形成地区について
事務局より、鎌倉芸術館周辺において進めている景観形成地区指定に向けた取り組みを説明後、意見交換を行いました。
委員会からは、シンボルカラーの指定やアクセントカラーの統一、外壁の素材に関する項目などを検討してはどうかとの意見がありました。

議題2 景観重要建築物等指定第17号高野邸の指定の変更又は解除について 相続が発生し、止むを得ず敷地の一部を売却する旨の相談が寄せられている。
これに伴い建物の一部(和館部)が除却される予定であるとの報告が事務局よりありました。
委員会からは、一部が除却されても、洋館部が保存されれば指定を継続する価値があるとの意見がありました。

その他
(仮称)鎌倉市開発事業等における手続き及び基準等に関する条例大綱、風致地区の変更の経過について報告がありました。

◆第21回 平成14年3月25日 開催◆

議題1 諮問第12号 景観形成地区の指定について(鎌倉芸術館周辺景観形成地区)
事務局より、地区の概要及びこれまでの取り組みについて説明後、審議をしました。
景観形成地区の指定について異議ない旨の答申をしました。
委員会からは、今後方針・基準を策定するうえで壁面や屋上の緑化について検討して欲しいとの意見がありました。

議題2 諮問第13号 景観重要建築物等の指定について(三河屋酒店:雪ノ下)
現地視察、事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
沿道の景観形成への発展に対する期待、時代様式を反映させたデザイン、 蔵まで含めた奥行のある景観の捉え方などを評価し、 景観重要建築物等に指定することに異議ない旨の答申をしました。

議題3 諮問第14号 景観重要建築物等の指定について(東勝寺橋:小町)
事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
土木遺構としては初めての指定、当時のモダンデザインの象徴であったアーチ形状、 周囲の自然景観との調和などを評価し、 景観重要建築物等に指定について異議ない旨の答申をしました。

◆平成14年度 第1回 (6月24日開催)◆

議題1 諮問第1号 鎌倉芸術館周辺景観形成地区における景観形成方針及び景観形成基準について
事務局より、景観形成方針及び基準について説明後、審議を行いました。
景観形成方針・基準として定めることについて、異議ない旨の答申をしました。
審議においては、パンフレットで内容を紹介するときマンセル表記だけでなく、日本古来の呼び名(山鳩色、根岸色など)を併記し、雰囲気が伝わるよう配慮してはどうかなどの提案がありました。
また、企業中心の取り組みが、大船駅周辺の景観づくりをリードしていくことを期待するとの 意見がありました。

◆平成14年度 第2回 (8月26日開催)◆

議題1 委員長、委員長代理の選出について
委員長には星野委員、委員長代理には稲垣委員を選出しました。

議題2 諮問第2号 景観重要建築物等の指定変更について(高野邸:扇ガ谷)
事務局からの指定変更に至った経緯、変更内容について説明 ( 所有者の事情により景観重要建築物指定部位の一部を解体することとなり、 これにあわせ指定部位を変更する)後、審議を行いました。
指定部位の変更を行なうことについて異議ない旨の答申をしました。

その他
鎌倉芸術館周辺景観形成地区における景観形成方針・ 基準の策定について、眺望景観誘導指針策定に係る調査について、 鎌倉市開発事業等における手続及び基準に関する条例の制定作業について報告がありました。

◆平成14年度 第3回 (11月19日開催)◆

議題1 審議事項 眺望景観誘導指針の策定に係る検討について
事務局より、現在検討が進められている「眺望景観誘導指針」について、鎌倉市の眺望景観の保全創出の 基本的な方向性・眺望点の選定について・眺望コントロール・対象領域の設定方法・指導指針の考え方 等についての説明後、審議を行いました。「
古都景域」「都市景域」における眺望のあり方、容積率等土地利用規制 との関連について議論がありました。

その他
鎌倉市開発事業における手続き及び基準等に関する条例が、平成14年9月定例市議会で成立し、現在 規則制定手続きを進めている旨の報告がありました。

◆平成14年度 第4回 (3月17日開催)◆

議題1 諮問第3号 景観重要建築物等の指定について(らい亭・山椒洞:鎌倉山)
事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
近代からの高級住宅地のイメージを今に伝える貴重な存在であることを評価し、景観重要建築物等 に指定することは意義ない旨の答申をしました。

議題2 諮問第4号 景観重要建築物等の指定変更について(湯浅物産館:雪ノ下)
事務局からの建物概要説明後、審議を行いました。
規模の大きな看板建築であり、意匠の質や沿道景観への貢献などを評価し、 異議ない旨の答申をしました。

議題3 審議事項3 表彰制度の創設について
事務局からの表彰制度創設の考え方やスケジュールについて説明後、審議をしました。

議題4 審議事項4 眺望景観誘導指針の検討について
事務局からの眺望景観誘導指針の検討状況について説明後、審議をしました。

その他
歴史的風土特別保存地区の拡大、鎌倉市開発事業等における手続き及び基準等 に関する条例の施行、自主研究会の活動について報告がありました。

◆平成15年度 第1回 (6月24日開催)◆

議題1 審議事項1 表彰制度の創設について
事務局からの表彰制度創設の意義、制度検討の経過、制度の概要、実施方法等についての説明後、 審議を行いました。
選考におけるデザイン委員会及び景観アドバイザー の役割分担などについての意見がありました。

その他
事務局より、眺望景観誘導指針策定調査の結果、 自主研究会の活動について報告がありました。

◆平成15年度 第2回 (9月12日開催)◆

議題1 審議事項1 表彰制度の創設について
事務局からの制度の概要、選考方法等についての説明後、審議を行いました。
市民が親しみやすくなるよう配慮すること、地道な取り組みが評価されることが重要など の意見がありました。。

◆平成15年度 第3回 (12月16日開催)◆

議題1 諮問第1号 景観重要建築物等の指定解除について(指定第9号 山崎邸:極楽寺)
事務局から指定解除に至った経緯について説明後、審議を行いました。
指定解除について異議ない旨の答申をしました。

議題2 審議事項1 「景観づくり賞」選考要領等について
事務局から「景観づくり賞」選考要領等についての説明後、 審議を行いました。 要領の位置付けについて意見がありました。

その他
事務局より、違反屋外広告物除却協力員制度の創設、県の風致地区条例改正について 報告がありました。

◆平成15年度 第4回 (2月24日開催)◆

議題1 諮問第2号 景観重要建築物等の指定について(去来庵:山ノ内)
事務局からの建築物概要説明後、審議を行いました。
建築物とともに門や生垣、敷地内の樹木などがつくりだしている景観を高く評価し、 異議ない旨の答申をしました。

議題2 諮問第3号 景観重要建築物等の指定について(ホテル ニューカマクラ:御成町)
事務局からの建築物概要説明後、審議を行いました。
鎌倉駅前に建ち、駅を利用する人々に鎌倉の原風景を彷彿させる貴重な存在 として、異議ない旨の答申をしました。

議題3 諮問第4号 景観づくり賞の選考について
事務局から「景観づくり賞」選考要領等についての説明後、審議を行いました。景観づくり賞の選考について、景観づくり賞3団体、特別賞1団体の諮問内容でしたが、活動、評価の内容から4団体は同レベルで景観づくり賞の対象とし、 景観づくりの草分け的な活動団体である(財)鎌倉風致保存会を特別賞として表彰するのが妥当という答申をしました。また、選考内容のプレゼンテーションについて、市民を超えて広く一般に向けた、わかりやすい説明が大切であるとの 意見を付け加えました。

 

 

◆平成16年度 第1回 (6月22日開催)◆

 

議題1 審議事項1 鎌倉市都市景観形成基本計画の見直しについて
事務局からの基本計画見直しの視点、スケジュールについて説明後、審議を行いました。
景観法との関係や屋外広告物法、都市緑地法などとの関連について質疑・意見がありました。

その他
事務局より、景観づくり賞の選考結果について報告がありました。

◆平成16年度 第2回 (9月3日開催)◆

議題1 委員長、委員長代理の選出について
委員長には星野委員、委員長代理には稲垣委員を選出しました。

議題2 審議事項2 鎌倉市都市景観形成基本計画の見直しについて
事務局からの景観タウンミーティングの報告、今後の検討の進め方等についての説明後、審議を行いました。
評価・検証の方法、景観づくりに対する意識の高揚、景観類型の設定方法等について討議し、異議なしで審議を終えました。

 

 

◆平成16年度 第3回 (1月17日開催)◆

 

議題1 諮問第1号 景観形成地区の指定について(由比ガ浜中央景観形成地区)
事務局より、地区の概要及びこれまでの取り組みについて説明後、審議を行いました。
景観形成地区の指定について異議ない旨の答申をしました。
委員会からは、今後方針・基準を策定するうえで商店街としての連続性や建築物の高さ、色彩、壁面の素材などについて検討を要するとの意見がありました。

議題2 審議事項2 鎌倉市都市景観形成基本計画の見直しについて
事務局から見直し作業の進捗状況の報告および平成17年度当初に神奈川県と協議し、景観法に基づく「景観行政団体」の同意を得る準備をすることについて説明の後、審議を行いました。
景観形成基本計画や景観形成地区を景観法に基づく制度(景観計画、景観地区等)への移行について質疑・意見がありました。

 

 

◆平成16年度 第4回 (3月28日開催)◆

 

議題1 審議事項1 鎌倉市都市景観形成基本計画の見直しについて
事務局から、資料についての説明の後、審議を行いました。
構造改革特区制度の活用、地区プランなどの制度についてまた、概要版の必要性などについて討議し、異議なしで審議を終えました。

報告事項
(1) 景観法施行に伴う本市の対応について
事務局から、4月1日付けで神奈川県の同意を得て、5月1日に景観行政団体となることを予定していることと、その後、景観形成基本計画見直し案を素案として景観計画の策定作業に取り組んでいくことを検討している旨の報告を受け、了承しました。
(2) 「平井家住宅・長屋門」の建築調査について
事務局から、調査結果の説明がありました。

◆平成17年度 第1回 (6月2日開催)◆

議題1 審議事項1 鎌倉市都市景観形成基本計画の見直しについて
事務局から、鎌倉市都市景観形成基本計画評価・検証・見直し報告書、鎌倉市都市景観形成基本計画見直し(案)、及びそれぞれの概要版についての説明があった後、審議を行いました。
鎌倉市が景観行政団体になったことで、今回の見直し(案)を素材に景観計画策定に着手することについて、異議なしとして審議を終えました。

議題2 審議事項2 景観づくり賞について
事務局からの、「第2回景観づくり賞事業実施の概要」(案)について説明が行われた後、審議を行いました。
第1回との違いやテーマや、景観資源についての情報収集に利用することなどについて、討議し、異議なしで審議を終えました。

その他
小路に、古くからある屋敷地が分割され、セットバックに伴い良好な景観を形成していた板塀が、取り壊されることとなり、所有者が残す方法がないかという相談について、意見交換を行いました。

◆平成17年度 第2回 (10月4日開催)◆

議題1 審議事項1 景観計画の策定について
事務局から、「景観計画策定における論点整理」について、また委員が作成した資料について説明が行われた後、審議を行いました。
景観法に対する市の認識や景観計画の策定の基本的な考え方などについて討議し、異議なしで審議を終えました。

議題2 審議事項2 景観づくり賞について
事務局から、募集方法等の説明の後、審議を行いました。
募集するテーマを分かりやすく表現することや、応募されたものが景観行政にどのように反映されるかなどについて討議し、異議なしで審議を終えました。

◆平成17年度 第3回 (12月26日開催)◆

議題1 審議事項1 景観計画の策定について
事務局から、これまでの進捗状況や今後のスケジュールの説明の後、審議を行いました。
論点整理の資料に基づき、ゾーニングの境界付近での取扱いなどについて討議し、異議なしで審議を終えました。

議題2 審議事項2 景観づくり賞について
事務局から、選考基準の考え方などについての説明の後、審議を行いました。
結果を公表した後、選考方法などが分かり易く説明できるようすることについて討議し、異議なしで審議を終えました。 

 

 

◆平成17年度 第4回 (3月3日開催)◆

 

議題1 諮問第1号 景観重要建築物等の指定について(平井家住宅・長屋門:城廻)
事務局から建築物概要の説明の後、審議を行いました。
玉縄地区初、また江戸時代の建築物初の指定となるもので、異議のない旨の答申をしました。

議題2 諮問第2号 景観需要建築物等の指定について(旧華頂宮邸:浄明寺二丁目)
事務局から、建物概要の説明の後、審議を行いました。
市が所管する建築物であることから、今後の維持修繕の考え方や保全活用の方法について確認が行われた後、異議のない旨の答申をしました。

議題3 諮問第3号 第2回景観づくり賞の選考について
事務局から、第2回景観づくり賞の奨励賞を含む受賞候補22件について説明を受けた後、審議を行いました。
景観アドバイザーの努力を高く評価し、今後の活用や公表方法などについて討議が行われ、受賞候補については、異議のない旨の答申をしました。

議題4 審議事項1 景観計画策定について
事務局から説明の後、審議を行いました。
屋外広告物や戸建ての専用住宅などについて規制誘導やマスターアーキテクトなど諸制度の検討について討議し、異議なしで審議を終えました。

◆平成18年度 第1回 (6月27日開催)◆

議題1 審議事項1 景観計画(素案)に対する意見とその対応方針について
事務局から説明の後、審議を行いました。
計画の運用方法、色彩の基準の設定方法、市民に分かり易い表現の工夫などについて討議し、異議なしで審議を終えました。

 

 

◆平成18年度 第2回 (8月9日開催)◆

 

議題1 審議事項1 鎌倉市景観計画(案)について
事務局より、景観計画(案)について説明後、審議を行いました。
届出対象行為、特定地区などについて討議し、異議なしで審議を終えました。

議題2 審議事項2 鎌倉市都市景観条例の改正について
事務局より、都市景観条例の改正について説明後、審議を行いました。
指導や氏名公表などの条例の運用などについて討議し、異議なしで審議を終えました。

◆平成18年度 第3回 (10月3日開催)◆

議題1 諮問第1号 鎌倉市景観計画最終案について
事務局から景観計画最終案の説明の後、審議を行いました。
景観計画の今後の運用、周知方法について討議が行われた後、異議のない旨の答申をしました。

議題2 諮問第2号 由比ガ浜通り(下馬~六地蔵)景観形成地区における景観形成方針及び景観形成基準の変更について
事務局から、変更概要の説明の後、審議を行いました。
今後、由比ガ浜通りの沿道全体の景観形成のあり方についてなど討議が行われ、異議のない旨の答申をしました。

議題3 諮問第3号 由比ガ浜中央景観形成地区における景観形成方針及び景観形成基準について
事務局から、当地区の方針及び基準の説明の後、審議を行いました。
由比ガ浜通り(下馬~六地蔵)景観形成地区と由比ガ浜中央景観形成地区の基準・方針の違いなどについて討議が行われ、異議のない旨の答申をしました。

議題4 報告事項 鎌倉市都市景観条例の改正について
事務局から報告の後、審議を行いました。
条例の内容について確認が行われ、異議なしで審議を終えました。


お問い合わせ

所属課室:都市景観部都市景観課都市景観担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3477

メール:keikan@city.kamakura.kanagawa.jp

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