ホーム > かまくらキッズページ > 中学生ページ > 鎌倉市のみどころ > 史跡がいっぱい! > 和賀江島(わかえじま)
ここから本文です。
更新日:2020年7月20日
和賀江島(わかえじま)は鎌倉時代に東国の貿易の拠点として開発された、日本最古の築港遺跡です。
鎌倉時代には極楽寺(鎌倉市極楽寺)により管理され、日本各地や遙か宋(現在の中国)の国との貿易で大いににぎわっていました。しかし、遠浅で船荷の遠浅で船荷の揚げおろしに不便だったばかりか、難破する船も多かったため、勧進上人往阿弥陀仏が北条泰時の協力を得て、伊豆石などで島を築きました。
江戸時代までは港として利用されていましたが、度重なる震災や老朽化により、現在では、その面影として石のがれきを残すのみとなっています。
干潮時に海面から姿を現す和賀江島では、古い瀬戸物の破片が見つかったり、タイドプール(干潮時に磯にできる小さな潮だまり)の生き物を観察することが出来ます。
萩原輝治(日本美術家連盟会員)
材木座
逗子方面行きバス 光明寺下車 徒歩5分
関連リンク
Copyright(C) Kamakura City All Rights Reserved.