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更新日:2020年2月3日

記者発表資料発表日:2020年2月3日

市長定例記者会見(令和元年度2月)

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

市議会2月定例会 提案予定議案

市議会2月定例会が2月12日に開会されることになりましたので、まず、この定例会に提案予定の令和元年度(現年度)分の議案及び令和2年度(新年度)分の議案についてお知らせします。

まず、令和元年度(現年度)分として今回、提出を予定している議案は、条例の制定及び一部改正が7件、一般会計及び特別会計の補正予算の提案が8件、その他として、市道路線の廃止・認定や不動産の取得などが6件及び報告が1件となっています。

次に令和2年度(新年度)分として提出を予定している議案は、条例の一部改正が4件、新年度予算案は、一般会計と鎌倉都市計画事業大船駅東口市街地再開発事業、国民健康保険事業、公共用地先行取得事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業及び下水道事業の6特別会計で合わせて7件、人事案件で1件となっています。

令和2年度予算(案)の大要を申し上げますと、一般会計は、642億870万円で、前年度当初予算と比較して、
29億6,970万円、率にして4.8%の増となっています。

そして、一般会計と特別会計を合わせた予算総額は、
1,150億8,312万7千円で、前年度当初予算と比較し、24億8,509万3千円、2.2%の増となっています。
その主な理由としては、令和元年度から引き続き実施する小中学校におけるトイレ改修や幼児教育の無償化に係る経費に加え、会計年度任用職員制度への移行による経費などが挙げられます。

一般会計予算について目的別に見てみますと、保育所、認定こども園などに対する給付事業及び障害者の介護給付事業などにかかる民生費やふるさと寄附金推進事業、本庁舎等整備事業などにかかる総務費が大きなウェートを占めています。

令和2年度予算編成にあたっては、引き続き、市民の皆様が安全で安心して生活ができることを第一に考えつつ、後年度負担を徹底的に意識したうえで、財政基盤の健全化に努め、令和7年度までの第3次鎌倉市総合計画第4期基本計画の初年度として、持続可能な都市経営を行っていくための予算編成に努めたところです。

以上が、新年度予算(案)の概要です。
それでは、来年度から始まる第4期基本計画の初年度となる令和2年度予算のポイントについて、説明いたします。お手元の資料2「令和2年度 主要事業一覧表」をご参照ください。

第4期基本計画がスタートする令和2年度予算は、「まちの未来のための守りと攻め」がテーマです。災害から市民の生命、財産を守るとともに、環境負荷の低減など、市民生活を「守り」未来へ引き継いでいく。子育て・教育、深沢地域整備事業やスマートシティ構想の策定など鎌倉の未来を創る「攻め」。「守りと攻め」にバランスよく取組んでいくこととしています。

はじめに、市民生活を「守る」ための施策です。
昨年は、台風による甚大な被害の発生など、地球規模での気候変動による脅威を感じた年でもあります。災害から市民の生命、財産を守るため「強靭(レジリエンス)なまち」づくりとともに、環境負荷の低減にも注力していきます。

まず、防災面や環境負荷の低減などの本来緑が有する機能の強化を図るため、現行の「鎌倉市の緑の基本計画」を改訂し、これまで以上に緑の適切な維持管理の重要性を位置づけ、施策に繋げていきます。
また、市民等に正確な災害ハザード情報や避難所情報等を提供するため、「防災施設等管理台帳システム」に公開機能を追加した、公開型GIS防災マップの運用を開始します。併せて、昨年の台風災害時に要望のあった避難所のパーテーション及び災害時に各所で利用できる簡易型シャワーを備蓄するとともに、停電対応として福祉避難所へ発電機を配備します。
その他、地震等災害時の避難路を確保するために取り組んできた危険ブロック塀等の除却等の補助については、これまで重点的に取り組んできた津波浸水想定区域内に加え、通学路においても重点的に行います。

環境負荷の低減につながる取組としては、プラスチックの削減を進める民間企業や団体と協働して、エコバックの使用率の向上により、プラスチックレジ袋の削減を図ります。また、マイボトルの普及を促進し、ペットボトルの発生抑制を図るため、給水スポットとしてウォーターサーバーを設置します。

環境基本計画、地球温暖化対策地域実行計画、環境教育行動計画を改定し、エネルギー基本計画、(仮)地球温暖化対策実行計画(事務事業編)とともに環境負荷低減につながる施策の推進に取り組み、特に、カーボン・マネジメント強化事業の実施を始めとして、温室効果ガス排出量の削減に努めます。

そして、人生100年時代の長寿社会を迎え、子どもからご高齢の方まで誰もがいきいきといつまでも暮らし続けることができるまちづくりにも注力します。まずは、市内に住むご高齢の方が、社会問題となっている振り込め詐欺などから被害に遭わないよう、安全で安心な生活を送るため、特殊詐欺被害防止機能を有する機器の費用を助成します。

また、主に市内の交通不便地域等に住むご高齢の方々など、すべての人にとって快適な移動環境を創造するため、新たな交通システムの導入に向けた検討及び実証実験を行います。

その他、高齢者の安全確保や外出を支援するため、運転免許返納者へのバス乗車券等の購入助成とともに、健康づくりを支援するための健康ポイント事業の充実を図ります。

次に未来への投資である「攻め」の施策についてです。

鎌倉の未来を担う子どもたちへの投資として、子育て・教育に関しては、児童生徒が今後の情報化社会で必要とされる情報活用能力を身に付けるため、国が示す「GIGA(ギガ)スクール構想」に対応した市立小中学校のICT教育環境の整備・充実を図ります。

教育環境の充実として、引き続き、建設以来未改修の市立小中学校8校のトイレの改修を行うとともに、整備済の大船中学校を除く、市立小中学校全校の図書室に冷暖房設備を設置します。

また、これまで整備を進めてきた放課後かまくらっ子は令和2年度に新たに7校で開設することにより、市立小学校全ての整備が完了します。

さらに教育環境を整えるため、公共施設再編計画、市立小中学校の適正規模及び適正配置を踏まえ、老朽化が進む学校施設の計画的な整備を検討していきます。

発達に課題のある子どもたちを理解し、地域で支えることを目指して実施してきた発達支援サポートシステムでは、サポーター養成講座修了者を学校現場だけではなく、令和2年度は新たに幼稚園、保育園等に派遣する体制を整備してまいります。

そして、いよいよ、今年の夏には、東京2020(ニーゼロ・ニーゼロ)オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。これに伴い、市内を通過するオリンピック聖火リレーや採火式として実施するパラリンピック聖火フェスティバルに関連する事業、そして、大会競技の中継など、市をあげてオリンピックを盛り上げていきたいと思います。また、本市の歴史的・文化的な魅力の発信や、市民の国際交流等を推進するため、イベントホームステイの実施、ホストタウンであるフランスの文化に触れる展示や体験、さらに本市を訪れるフランスセーリングチームとの交流会など、鎌倉の未来に向けたレガシーの創出に取り組みます。さらに、大会期間を中心に訪れる多くの外国人観光客への対応として、6ヶ国語対応の観光パンフレットを刊行する他、鎌倉駅東口、西口などに観光ガイドを配置し、鎌倉の魅力を満喫していただきたいと考えています。

本市が目指す共生社会の実現に向けては、「地域共生社会推進全国サミットinかまくら」を開催し、本市における共生社会の実現に向けた取組をより一層推進するとともに、全国に向けた発信を行います。

また、昨今、社会問題となっているひきこもりについて、ひきこもりの状態にある方とその家族を支援するための出張相談窓口を設置し、社会参加や自立を促します。

その他、障害者就労支援事業所の設立支援や農業・水産業と福祉の連携に取り組む事業所への支援などにより、障害者が社会の地域社会の一員として社会参加・自立ができるよう支援するなど、すべての市民が生き生きと楽しく暮らすことができるまちづくりに取組んでまいります。

さらに、将来への投資、新しいまちづくりとして、深沢地域の整備については、「まちづくりガイドライン」の基本方針を策定するとともに、令和3年度の都市計画決定に向けた準備を進め、神奈川県・藤沢市と共に、新駅設置を含む、深沢地区及び藤沢市村岡地区の一体的なまちづくりを進めます。
また、新たなテクノロジーの進化や社会ニーズに対応した未来志向のまちづくりを目指し、鎌倉版「スマートシティ」構想の策定に取り組みます。またスマートシティに関連した市の施策について、市民の理解と参画を促すための広報を展開していきます。

そして、これらの施策を着実に推進するため、これまで以上に徹底した行財政改革に取り組んでまいります。施策・事業の見直し、改善、行政資源の最適配分とともに、既に導入しているRPAツールに加え、議事録作成ツールや事務効率向上アプリなどのツールを活用し、業務の効率化と超過勤務削減など人件費の削減に取り組みます。

さらに、行財政改革に関する新たなプランを策定しまして、これまでの行財政運営を根本から見直すとともに、平成27年3月に策定した公共施設再編計画の見直し、公共施設マネジメントを加速させるとともに低未利用の公的不動産の利活用に取り組んでまいります。

昨年は、市制80周年という節目の年を迎え、第4期基本計画がスタートする令和2年度は、次の時代へのスタートの年となります。鎌倉に住みたい、住み続けたい、このまちで子育てをしたいと選んでいただける都市を目指して編成した「まちの未来のための守りと攻め」の予算の下、全力で市政運営に取り組んでまいります。

以上で、令和2年度予算(案)に関する説明を終わります。

市内小中学生を対象とした「鎌倉市SDGs推進隊」を立ち上げ

次に、「市内小中学生を対象とした「鎌倉市SDGs推進隊」の立ち上げについて」です。
本市は、平成30年に国からSDGs未来都市に選定され、SDGs達成に向けた取組を推進し、「持続可能な都市経営」の取組を加速化していきたいと考えています。

この取組の一環として、このたび、市内在住・在学の小中学生を対象に「鎌倉市SDGs推進隊」を立ち上げ、次代の鎌倉のまちづくりを担う子どもたちの取組を後押しします。

2月5日より「鎌倉市SDGs推進隊」メンバーの募集を開始します。

今後は、夏期・冬期休暇に合わせて、SDGsを学ぶ機会なども提供していきたいと考えています。

SDGs協働推進宣言の調印

次に、「SDGs協働推進宣言の調印について」です。

鎌倉市と公益社団法人鎌倉青年会議所は、SDGsの達成に向けた取組を、協働して推進することを目的に「SDGs協働推進宣言」を行います。
調印式は、2月4日(火曜日)午後7時から鎌倉商工会議所地下ホールにて行います。

宣言に至る経緯としましては、本市が国からSDGs未来都市に選定され、SDGs達成に向けた取組を進めていること、また、同じくSDGsの推進を掲げる鎌倉青年会議所から協働推進宣言の提案を受け、この度、調印を行うこととなったものです。

防災・災害医療アドバイザーを委嘱

最後に、「防災・災害医療アドバイザーの委嘱について」です。
昨年、本市にも多くの被害をもたらした、台風第15号及び第19号の経験を踏まえ、市内の複数の医師の方から、鎌倉市の災害対策に関し、医療面からのアドバイスをボランティアで行いたいとのお申し出をいただきました。

この申し出を受け、このたび「防災・災害医療アドバイザー」を設置し、鎌倉市医師会の災害担当理事の高室(たかむろ)医師を含む4名に委嘱しました。

今後、台風などの災害時において、避難者の健康管理等について助言を得るなどし、本市の災害時の医療・救護対策の充実を図ってまいりたいと考えています。

私からの説明は、以上となります。

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所属課室:共創計画部広報広聴課広報広聴担当

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