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更新日:2019年2月25日

青少年トーク~鎌倉女学院の皆さんと市長との懇談会~

市長が、これからの鎌倉を担っていく若者の意見をお聞きする「青少年トーク」。

鎌倉女学院の生徒の皆さん約80名(中1~高2)と懇談を行いました。

当校の生徒さんは、中学校で「鎌倉学」を学ばれ、鎌倉の歴史や文学などにも親しまれていることから、昨年、この青少年トークを開催させていただいたところ、市長はもちろん、生徒さんや先生方からも大変好評だっため第2回目の開催となりました。

テーマごとに熱心な調査に基づいた意見や実体験に基づいた意見、思いもよらないユニーク意見など、さまざまな鋭い着眼点と豊かな発想の基にディスカッションが行われ、鎌倉に対する愛着や意識の高さも感じられ、市長も発表に聞き入っていました。

開催日程

懇談風景

 

日時:平成26年1月20日(月曜日)15時10分~17時00分

会場:鎌倉女学院中学・高等学校 陸奥ホール

懇談内容

テーマ:「より良い鎌倉を目指して」

以下の4つのテーマについて、生徒会の生徒さんがパネラーとなって一人ずつ発表していただき、パネルディスカッションした後に、一般の生徒さんの意見を伺うという形で進めました。

  1. 投票率の向上にむけて

  2. 世界遺産登録について

  3. 鎌倉の財政について

  4. 観光について

1.投票率の向上について

近年、投票率の低下が問題になっており、中でも20代の投票率が最も低いという現状から、その原因と対策について発表されました。

大きく分けて原因は2つあり、1つはマニフェストを守らない政治家がいるため、政治家を信じられなく投票できず、そのことが政治への関心の低迷につながっていること。もう1つは、投票に行くことが面倒であるということでした。

そのため、ネット投票や投票所を増やすなど、身近に投票できる環境を整えることによって、政治に関心を持つことに広がるのではないかと提案をしてくださいました。

また、その他にも原因や対策については、会場の生徒さんからもさまざまな意見が出されました。

(懇談の中での意見等)

  • 投票しても何も変わらない、自分が投票しても意味がないと思うからではないか。
  • 若い世代は、自分の意見を持つ習慣や機会が少ないからではないか。学校などで自分の意見を持つように積極的な取り組みをすれば、考えを持ち、投票に行くようになるのではないか。
  • 自分の実現して欲しい政策がマニフェストにないと、誰に投票しても意味がないと思うからではないか。
  • 自分が投票する権利を得たら、初めは投票すると思うけれど、投票したことによってどう影響があったかが分からなかったら、次回から投票に行かなくなると思う。
  • 投票率が上がった事例を調べたところ、投票所で投票後に発行された投票済証明書を持って行くと商店街で割引サービスが受けられた地域があった。利点としては、商店街の売り上げが伸び、投票率も4%くらい上がったそうなので、鎌倉市でも実施してはどうか。
  • 校内で模擬選挙を実施したが、候補者選びの際に政策を比べたところ、掲げている政策のテーマが違っていたので比較ができなかった。将来、自分が投票することを考えると、基準となる政策が1本あると分かりやすいと思う。

2.世界遺産登録について

世界遺産登録に向けた今後の取り組みとして、2つの提案をしてくださいました。

1つ目は、物的証拠の発掘のため、鎌倉時代の遺跡の発掘作業を進めること。その際、子どもや地域の方々が体験できるイベントを開催することで、住民同士の触れ合いや遺跡への愛着が湧くのではないかという提案。

2つ目は、住民への説明会を定期的に開くこと。市民の中には、登録によって観光客や規制が増え、住みづらくなると考える方もいると思われることから、登録後の観光客の増加は一時的なものであることや、規制が増えることはないなどを理解してもらえるような活動が必要だという提案をしてくださいました。

会場からは、若者ならではの視点から捉えた意見が多く出され、中でも鎌倉をアピールする方法としてユニークな意見も出され、大いに盛り上がりました。

(懇談の中での意見等)

  • 武家の古都・鎌倉を物的面ではなく、精神的な面という別の視点からアピールすることにより、鎌倉の価値を理解してもらえるのではないか。
  • 都市化の影響は免れないので、逆にそれをうまく活かして、世界遺産登録という肩書を持たなくても、鎌倉独自な立場でこれから新しく創造していってはどうか。
  • 鎌倉が京都・奈良と違う点は、海外の人に対する知名度だと思うので、まず、鎌倉という存在を知らせることが必要だと思う。そのアピールする方法を考えた方がいいと思う。
  • 鳩サブレーと外資系企業とでコラボレーションをして、バレンタイン企画などを通して外国へ発信してはどうか。食べ物だと女性などに興味を引けると思う。
  • 海外の方は、侍や忍者が好きだと思う。また、鎌倉で有名なものと言えば流鏑馬だと思う。日本的な文化を広めるために、流鏑馬の時期にツアーを多めに企画するとか、人力車の体験ができる企画を組み込むといったことをしてはどうか。
  • 市民の中から、職業として忍者や武士を作る。忍者や武士が見られる街として、一目見たいという観光客が多く来ると思う。市内で忍者、武士の検定を実施して、合格者を忍者、武士と認定する。そうすることにより活性化するのではないか。
  • 名古屋では「名古屋おもてなし部将隊」として、名古屋城で武将に変装した人がおもてなしをすることで、地方や海外からの観光客などが多く来場し、いい経済効果を上げていると聞いたので、それを参考にしたらいいと思う。
  • 鎌倉は、忍者より武士なので、武士を前面に出した方がいいと思う。フィンランドの公認サンタのように、武士になるための資格をとった人を武士に認定するようにすれば、海外からの参加者も増える。

3.鎌倉の財政について

安定した税収により、依存財源に頼らない財政運営を行うにはどうしたらよいかということで、地方債を減らすための2つの点に着目されました。

1つ目は、育児環境の充実、女性が働きやすい街づくり、待機児童を0人に近づける、パパサークルを作る、父親向け育児支援のため情報提供や親子参加型イベントを行うといった、育児支援の一層の充実を目指すことで、税を担う新しい世代を育成するという提案。

2つ目は、自主財源を確保していくために、鎌倉市が主体となった産業作りを進めるということで、以下のような提案を考えてくださいました。

  • 鎌倉やさいチップスの商品化や、学生による学校単位での商品開発など鎌倉と企業のコラボレーション商品を販売する。
  • 大船駅周辺に企業誘致を行い、地域ごとに特色を出していく。
  • 海外へ鎌倉ブランドをアピールするため、通販事業を拡大して鎌倉の知名度やネームバリューを上げていく。
  • 古都・鎌倉として和食をアピールしていく。

財政というとても難しい課題でしたが、会場からも大人顔負けのしっかりした意見が出され、市長も関心して聞き入っていました。

(懇談の中での意見等)

  • 育児環境を充実させるために、無料の保育所を作り、働きやすい環境を作るのがよいと思う。
  • 医療費助成など、金銭面の支援を充実させる。
  • 大企業の本社がある自治体では、財政が潤っていて、小学校に床暖房があるなど公共設備が充実しているので、大企業本社を誘致したらよい。
  • 女性は育児で男性は仕事と固定するのなく、女性が働き、男性が育児をすると いうスタイルでもよいので、分けなくてもよいと思う。父親向け・母親向けと分ける必要は無く、単に「育児支援」でいいのはないか。
  • ほかの所になくて、鎌倉にあるものと言えば「寺」だと思うので、待機児童をお寺で預かり、教育するのがいいと思う。
  • 保育園でお寺の話を聞く機会を増やすと、「鎌倉っていいな」というような意識が働いて良いと思う。
  • 山崎パンのランチパックで、大学とのコラボレーションによる商品があり、本校でもできないかと考えたことがあるが、山崎パンの本社は鎌倉ではないので、鎌倉にある企業とコラボレーションできれば、鎌倉の法人税収入にも貢献できていいと思う。
  • ゆるキャラなどを作成して、発信できればいいと思う。
  • パンフレットのようなものの一部に、鎌倉PRを入れる。

4.観光について

鎌倉市の利益となる観光産業システムの作成について提案をされました。

これまでの観光の質を変えるという視点で考え、消費税率アップに伴って、拝観料や入山料を取るようにしたり、日帰り観光から宿泊観光へシフトさせる。
また、鎌倉の海をアピールするための手段として、新名産としてあかもくのPRすることや、鎌倉の魚祭りでの朝採れ地魚の販売、直売の浜売りなど、意外と知られていない隠れ家的な場所を巡る企画や漁業体験、マリンスポーツ体験を企画するといった提案がなされました。

さらに、「ゆるキャラ」の提案として、生徒さんから募集した多数キャラクターの発表と、懇談会の最後に人気投票が行われました。

(懇談の中での意見等)

  • 小町通りがすたれてる印象があるので、商業用の道を整備して、もっと鎌倉のお土産屋を増やし、そこで観光案内もしてもらうことで、地域ぐるみで商業を盛り上げていく。
  • 拝観料を上げた場合、逆に八幡宮などを無料のままにしておけば、そこに人が集って来るので、そこを拠点にして商業を活性化させることができる。
  • 地元の人しか知らないような隠れ家的なお店を、SNSなどを通じで世界にPRしていき活性化させる。
  • 美術館など、文化的な面からも力を入れてアピールするのがよいと思う。
  • 京都の八つ橋販売店などは、狭い商店街にいくつも同じような店があるにもかかわらず混雑していた。鎌倉にしかないものを作り、小町通りで販売するのがよい。
  • 観光客の多くは電車で来ていると思う。車で来る人達は駐場が少ないため通過してしまうので、市内に駐車場を造る。鎌倉駅周辺が無理なら北鎌倉や逗子市に駐車場を造り、そこから電車で移動してもらうようにする。

 

 

懇談会の最後には、生徒さんの作成による「ゆるキャラ」の発表と説明、そして、「ゆるキャラ総選挙」と題した人気投票が行われ、会場の皆さんの挙手により、得票数の多いキャラクターをグランプリとしました。

 

 

人力車はしる君と仲間の武士人力車はしる君と仲間の大仏人力車はしる君趣向を凝らしたさまざなキャラクターの中から決定したグランプリは、
「人力車はしる君と仲間達」。

 

2位は、「わかみにゃ王子」「わかみゃ御前」「わかみにゃん」。わかみにゃ王子わかみゃ御前わかみにゃん

3位は、「わかみやおおじくん」に決定しました。わかみやおおじくん

また、市長から「人力車はしる君と仲間達」に市長賞に贈られ、グランプリとのダブル受賞となりました。

 

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