広報かまくら令和2年度7月1日号2面
「新しい日常」では、熱中症に注意を!
マスクの着用は、「新しい日常」でも感染防止のマナーとして、お願いしています。その一方で、気温や湿度の高い夏場の着用は、体内に熱がこもりやすく、熱中症への注意がより必要となります。
熱中症を予防するためのポイントを確認して、夏を乗り切りましょう。
熱中症予防のための 行動ポイントは5つ!
1.暑さを避ける
- エアコンを利用するなど、部屋の温度を調整。室内の温度は28℃前後が目安です(エアコンの設定温度ではありません)
- 感染症予防のため、換気扇や窓を開けるなどして換気を確保しつつ、エアコンの温度を小まめに調整
- 暑い日や昼間の時間帯は無理をせず休みましょう
- 涼しい服装にしましょう
(注)一般的な家庭用のエアコンは、室内の空気を循環させますが、換気はしません
2.状況に応じてマスクを外す
- 屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクを外しましょう
- マスク着用時には負担のかかる作業や運動を避け、距離をとった上でマスクを外して、小まめに休憩を
3.水分を補給する
- 喉がかわく前に水分補給(例えば30分に1回など、自分に合うペースで)
- 1日当たり1.2リットルを目安に
- 大量に汗をかいたときは塩分補給も忘れずに
4.日頃から健康管理を
- 日頃から体温測定、健康チェックを
- 体調が悪いと感じたら、無理をせず自宅で過ごしましょう
5.暑さに備えた体作りを
- 普段から、適度に運動を
- 運動時の水分補給は忘れずに、無理のない範囲で行いましょう
厚生労働省「新しい生活様式」における熱中症予防行動ポイントを基に作成
特に熱中症にかかりやすい高齢者、子ども、障害者は、周りの人も声を掛けるなどして、十分に注意しましょう。
熱中症予防、さらにこちらも確認を!
【問い合わせ】市民健康課 電話61-3977
室内でも注意を!
- 熱中症は、室内や夜間でも多く発生しています。起床後や入浴の前後など、時間を決め、コップ1杯の水分補給を習慣にしましょう
- すだれやカーテンで直射日光を遮る、換気をして屋外の空気を入れるなど、部屋に熱がこもらないように気を付けましょう
- 体の中で最も水分を蓄えているのは筋肉です。筋肉量が少ないと、体の中の水分量も減ってしまい、脱水状態になりやすくなります。ウオーキングやラジオ体操など、適度な運動を心掛けましょう
熱中症かも!?と感じたときは
- 水分と塩分を補給する
- 体を冷やす
首元などを緩める、うちわなどで風を送ったり、濡れタオルで冷やす
太い血管のある、首や脇の下、脚の付け根を冷やすと効果的!
- 涼しいところで休む
エアコンの効いた部屋など、風通しのよい場所で、足を高くして横になる
呼び掛けても反応しないようなときは、119番に通報を!