ここから本文です。

更新日:2023年3月27日

広報かまくら令和5年度4月号3面

ごみを資源にするために!
鎌倉市のごみの分別と収集

ごみ減量対策課 電話:61-3396

(くわしくは広報かまくらPDF版(PDF:9,314KB)をご覧いただくかお問い合わせください)

分別して出した後は、どうなるの?

容器包装プラスチックの場合

「容器包装プラスチック」は、市内にある中間処理施設に集めます。そこでは、さまざまな原料にリサイクルする前段階の工程として、中身を選別・圧縮梱包(こんぽう)する「中間処理」を行っています。分別して出した後の作業の流れをご紹介します。

鎌倉市公式note
「『容器包装プラスチック』分別して出した後、どうなるの?」( 外部サイトへリンク )

計量・受入、破袋(はたい)・磁選(じせん)

計量した後、受入ピットに。

受入ピットに集めた後、ごみ袋を機械で破いて中身を出し、磁力で鉄類を除去します。

手選別

袋の中身を一つ一つ、手作業で選別します。資源化できない異物はここで取り除きます。

二重袋の中の袋など、機械で破けなかった袋を手で破きながら選別。

圧縮梱包、出荷

約1/10の大きさに圧縮して梱包。

圧縮梱包した後、プラスチック製品やアクリル・ナイロン繊維、虫さされ薬の原料などに生まれ変わるため、リサイクル工場に出荷します。

なんと!ごみ袋の中からこんなものが…

分別を間違いやすい「製品プラスチック」や「ペットボトル」のほか、包丁やナイフ、ライター、スプレー缶などの危険物が混入していることがあります。容器包装プラスチック以外のものは入れないように、ご注意を!

選別作業の担当者からお願い

電池やバッテリーは発火の恐れがあるので、ごみ袋の中に絶対に入れないでください。また、汚れがひどいものはリサイクルできません。水ですすいで汚れが落ちないものは「燃やすごみ」に出してください。

植木剪定材の場合

剪定(せんてい)した植木の枝や葉、落ち葉などは収集した後、破砕(はさい)して土壌改良材(土づくりに使われる資材)などに資源化しています。

鎌倉市公式note
「植木剪定材がチップにうまれかわるまで」( 外部サイトへリンク )

おウチの前でごみ出し可能に!? ごみの戸別収集の導入を検討中

市民の皆さんのごみ出し負担の軽減とごみ減量のため、ごみを家の前で収集する「戸別収集」の導入を検討しています。

各建物の敷地内にごみを出すことにより、ごみ出しの負担が軽減され、クリーンステーションにおけるトラブルへの対応や維持管理の負担の減少にもつながります。

現在、クリーンステーション収集を取り巻く環境の変化を踏まえ、持続可能な収集方法の一つとして導入に向けた検討を進めています。

戸別収集のメリット

  • 市民のごみ出し負担の軽減
  • 従来のクリーンステーション収集に伴うさまざまな負担(不法投棄や不適切排出への対応など)の軽減
  • ごみ出しの責任が明確化されて分別が進み、ごみの減量につながる

戸別収集のデメリット

  • 収集箇所の増加に伴い、収集に時間がかかってしまう
  • 車両を増やして収集する必要がある
  • 収集に要する経費が増える

[これまでの経緯]

平成24年

戸別収集モデル事業開始(10月)(鎌倉山・山ノ内・七里ガ浜)

  • ごみの減量が主な目的

27年

家庭系ごみ有料化開始(4月)

28年

戸別収集モデル事業終了(2月)

  • 戸別収集は、費用対効果や市民理解のさらなる醸成の必要性など、さまざまな意見により全市実施に至らず
  • 引き続き、実施に向けた課題整理を行う

令和4年

クリーンステーション収集に伴う負担の軽減、持続可能な収集のあり方として、戸別収集を改めて検討

  • ごみ出し負担の軽減が主な目的

現在、審議会においてメリット・デメリットを踏まえた審議を行っています。今後は説明会やパブリックコメント(注)などを実施する予定です。詳細は決まり次第、本紙・市ホームページ・SNSなどでお知らせします

(注)重要な政策などを決める際、市民などから広く意見を聞く市民参画の手法の一つ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。

Adobe Readerをお持ちでない方は、下記リンク先から無料ダウンロードしてください。

鎌倉市ホームページについて

お問い合わせ

掲載している各記事についてのお問い合わせは、各担当へご連絡をお願いします。

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示