ここから本文です。

更新日:2023年8月18日

広報かまくら平成29年度9月15日号3面

コンプライアンス推進の四つの取り組み

総務課 内線2394

市では、不適切な事務処理や不祥事など、市民の市政への信頼を損ねる事態が連続して起こりました。

このことから、市民の信頼回復を目指し、コンプライアンスの推進を最重要課題と位置付け、市長を先頭に、全職員が一丸となって取り組み、市民や広く社会からの要請に応えられる組織づくりを進めていきます。

1 組織的なコンプライアンス確保の仕組みづくり

  1. コンプライアンス推進委員会の設置~トップからの組織改善運動
    幹部職員が率先して組織風土を変えていくため、部長級職員で構成します。
  2. 外部の専門家の活用
    民間のノウハウや視点、組織内部では得られない専門的な知見を取り入れていくため、豊富な経験と実績ある弁護士などの協力を得て、サポート体制を強化します。
  3. ジュニアボードの設置~ボトムアップ型組織改善運動
    若手職員を中心に、組織の問題を洗い出し、組織風土の改善策を提示していきます。

2 個々の職員の意識改革~人づくり

  1. 職員意識調査の実施
    職員意識の実態を把握し、今後に生かすため、全職員(非常勤・アルバイト職員を含む)へ意識調査を実施しました。
  2. 研修の強化
    具体的な事例や社会環境の変化に則した実践的なカリキュラムを導入し、職員の気づきとなる研修を強化します。
  3. 日常業務におけるコンプライアンス意識醸成の工夫
    職員が常にコンプライアンスを意識して業務に臨めるよう多様な仕組みを導入します。

3 不正の芽を摘みとる環境づくり

  1. 職員公益通報制度などの活用
    不正などの早期発見と是正、組織の自浄作用力の向上を図るため、職員公益通報制度などを積極的に活用します。
  2. リスクマネジメントの導入
    庁内リスクの抽出と対応策を議論・整理し、不測の事態に備え、全庁的に損害の未然防止や被害を最小限に止めるリスクマネジメントを用いた経営管理手法を導入します。
  3. ヒヤリ・ハット事例のデータベース化と情報共有
    「重大事故が1件発生した場合、その裏では29件の軽微な事故と300件の些細なミスが発生している」という法則を用いて、庁内の事例を収集し、情報共有を図ります。

4 実効性確保の仕組みづくり

  1. コンプライアンス行動指針・行動計画の策定
    コンプライアンス推進委員会において、全庁的な方向性を示す「コンプライアンス行動指針・行動計画」を策定し、全職員へ周知徹底するとともに、進捗状況の定期的なモニタリングを実施し、持続性・継続性のある改善活動を展開します。
  2. 規則・マニュアルなどの整備と周知の徹底
    過去の不適切事務・不祥事案などを教訓に、規則の再整備やマニュアル化を図り、再発防止を徹底します。既存の規則なども定期的に見直し、「社会環境」や「社会の要請」に則した事務処理の徹底に努めます。
  3. 職員意識調査の定期的実施
    職員のコンプライアンス意識の浸透、組織の風通し度合いなどを検証するため、定期的に意識調査を実施し、新たな問題、課題に対処します。
  4. 不適切事務などへ迅速に対応できる体制の確保
    弁護士、警察経験者による「不適切な事務処理に関する検証専門員」を常設し、万が一、不適切事務などが発生した場合は速やかに調査し、原因究明と再発防止が図れる体制を整備します。

【コンプライアンス推進のロードマップ】

多くの自治体、企業、団体でコンプライアンス推進に関わった大久保和孝コンプライアンス推進参与の助言を得ながら、「コンプライアンス推進の土台づくり」(平成28~29年度)、「さまざまな活動を通じた繰り返しの職員意識改革」(29~30年度)、「組織風土変革の芽~継続的改善活動のスタート」(31年度以降)という道のりを経て、自発的かつ継続的な改善活動が展開できる組織風土の確立を目指します。

平成29年上半期の火災救急概況 火災件数は減少、救急件数は増加

警防救急課 電話44-0974

火災

上半期の火災件数は13件で、昨年同時期に比べ3件減少しています。13件のうち「建物火災」は7件、ごみや下草が燃えた「その他の火災」は6件です。

火災の原因は、「こんろ(天ぷら油を含む)」が2件、「たき火」が1件、その他(調査中を含む)」が10件です。

火災が発生した場合は大声で付近の人に知らせ、119番通報をしてください。

普段から火を使う場所や電気製品の整理整頓をしてください。住宅用火災警報器を設置するとともに、火の取り扱いに十分注意しましょう。

上半期の火災の内訳

種別

  • 建物火災…7件(29年)…13件(28年)
  • 車両火災…0件(29年)…0件(28年)
  • 林野火災…0件(29年)…0件(28年)
  • その他…6件(29年)…3件(28年)
  • 合計…13件(29年)…16件(28年)

死傷者

  • 死者…0件(29年)…0件(28年)
  • 負傷者…1件(29年)…6件(28年)
  • 損害額…9,939(千円)(29年)…59,178(千円)(28年)

損害額は速報値

救急

救急件数は5236件で、昨年同時期に比べ202件増加しています。搬送された人は4932人でした。そのうち、高齢者(65歳以上)は3316人、軽症者(入院を必要としない)は2074人でした。

診療時間外でも診療に応じる医療機関の案内(電話24-0099)や、休日夜間急患診療所(材木座3の5の35地域医療センター内、電話22-7888)を開設しています。

救急車の正しい利用を推進し、重症患者の救命率の向上を図るため、この診療制度の活用と救急車の適正利用に、ご協力をお願いします。

上半期の救急出動件数と救急搬送人員

  • 件数…5,236件(29年)…5,034件(28年)

搬送人員

  • 急病…3,247件(29年)…3,124件(28年)
  • 一般負傷…954件(29年)…914件(28年)
  • 交通事故…259件(29年)…251件(28年)
  • その他…472件(29年)…486件(28年)
  • 合計…4,932件(29年)…4,775件(28年)

高齢者…3,316件(29年)…3,339件(28年)

軽症者…2,074件(29年)…2,109件(28年)

稲村ガ崎の下水管復旧工事に係る工事期間が延長されます

下水道河川課 電話40-1221

平成28年4月22日に鎌倉海浜公園付近で発生した下水道圧送管破損の復旧工事を今年の夏までの予定で進めていましたが、主な工事が内径80センチの管内に人が入って行う夜間作業であるため、予定より時間を要しています。

現在、工事は1月3日程度終了しており、10月下旬から圧送管の通水、埋め戻し作業などを行い、12月下旬の完成を目指しています。工事完了後に国道134号の路面復旧工事を実施するため、全体工事の完了は来年3月の予定です。

工事期間中は大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

10月7日(土曜日)・8日(日曜日)・15日(日曜日)…行事のため市役所の有料駐車場は使用できません

市シルバー人材センター 電話38-1881

お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

  • PC版を表示
  • スマホ版を表示