ここから本文です。

更新日:2018年3月1日

2.考え方

1)ゆとりとうるおいのある市民生活を実現する交通計画

人と環境にやさしい交通の都市を実現するため、第一に市民の通勤、通学、買物といった生活における交通環境の向上を図るとともに、あわせて観光客等の来訪者の交通環境の向上を図ります。

(1)交通弱者や歩行者にやさしい交通環境の実現

高齢者や障害者を含め誰もが安心して歩いたり、快適に移動できる交通環境の整備を図ります。

(2)市街地の防災性や景観等アメニティの向上への貢献

道路等の交通施設の整備により、市街地の防災性の向上に貢献するとともに、施設整備に際し、景観の向上に配慮します。

交通施設整備状況の写真

(3)買物等ライフスタイルの変化への対応

週末に大規模なショッピングセンターで買物を済ませるように市民のライフスタイルは変化しています。このような変化に対応した交通システムの整備を図ります。

 

2)鎌倉市の特性に見合った交通環境整備

豊かな歴史や自然環境、緑による市街地の分節、休日の観光交通の集中、鎌倉時代からの市街地構造を今に残す鎌倉地域といった市の特性を踏まえた交通環境の整備を図ります。そのため、幹線道路の整備や公共交通の充実を図るとともに、交通需要管理*の実施による自動車利用の抑制を行います。

一方、市民生活や防災性の向上のために必要な道路の整備については、優先的に取り組みます。新たな道路整備にあたっては、必要性や効果を検討し、市民との合意形成を図りながら進めます。

鎌倉地域においては、道路等の物的な施設整備による対応が難しい面もあるため、地域の特性にふさわしい交通施策(交通需要管理*)の導入により、市民生活への影響を低減する必要があります。

(1)環境共生に貢献

自然環境の保全や省エネルギー・省資源を実現し、大気汚染・熱排出等環境への負荷を軽減する交通システムを検討します。

(2)休日や夏期の観光交通への対応

休日に流入する観光交通や特に夏期の海岸部の交通渋滞等に対して、交通環境を改善し、観光都市としての魅力の向上と良好な生活環境の維持を図ります。


(3)既存施設の有効活用

効率的な交通システム整備を進めるため、改良等による既存施設の有効活用と交通情報システムの整備を図ります。

 

3)活力維持のための骨格的交通網の整備

(1)外周の骨格的な道路の整備強化による広域交通の処理

市内に流入する通過交通が多く、交通環境を一層悪化させていることから、周辺の広域幹線道路の整備を進め、通過交通を排除します。そのため、県の広域幹線道路整備計画を基本とし、その整備効果を十分に享受し、かつこれを補完する観点からの道路整備を進めます。

大船・深沢を中心に腰越まで含めた地域では、広域幹線道路へのアクセス向上を図り、自動車交通に効果的に対応した交通体系を整備します。

(2)緑により分節化された市街地構造を支える交通の整備

鎌倉、大船、深沢、腰越の拠点間を結ぶ交通や緑により分節化された市街地を結ぶ交通を整備します。

 

4)地域ごとの対応

古都継承地域(鎌倉)、都市地域(腰越、深沢、大船、玉縄)それぞれの地域の状況に応じた対応を図ります。

(1)「古都継承地域」における歴史的市街地にふさわしい交通環境の実現

古都継承地域においては、自動車利用を抑制し、歴史的市街地にふさわしい交通環境を実現し、歴史的環境・自然環境の保全、安全で快適な観光の実現、市民生活への影響の低減を図り、市民の交通環境を改善します。

(2)「都市地域」における自動車交通の処理

都市地域においては、市民の交通環境の向上を図るための道路整備を行います。

東海道本線沿いの地域においては、大船や深沢の拠点整備等にあわせて、将来の鎌倉の活力を創造するため、自動車交通に積極的に対応した交通体系をめざします。

図 地域ごとの対応

地域ごとの対応の図

出典:鎌倉市交通マスタープラン 

お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部都市計画課都市計画担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3408

ファクス番号:0467-23-6939