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更新日:2016年10月20日

約束の時間に終わらなかった引越し

q戸塚区から鎌倉市内への引越し。
2005年3月、数社から見積もりをとり、最も対応が良く値段も比較的安い事業者と契約した。(171,150円)
引越し先までは車で20分程度であったため、夫は新居で荷物を受け取った後、午後から出社したいと思い、早く受け取れるよう当初5人の人員を6人に増やしてもらっていた。担当者は「この日は契約者のために1日開けて責任を持って行います」といい、安心して契約した。
引越し当日の3月31日、8時積み込み予定のトラック(3台)が到着したのは1台が8時
30分、あとの2台は14時30分だった。作業が遅れたため17時30分になって人員を3人増加したが、すべて作業が終了したのは20時30分だった。
作業終了後、トラック到着時間が遅れたことを理由に減額を要求した。
担当者は一旦、17,000円の減額を提示したものの、責任者は「17時30分からは予定の人員より3人を追加した」と減額に応じなかった。
大幅な遅れで17,000円の減額と言われたことも不満だが、それも拒否され納得できず、支払いを延期した。
全額払わなければならないか。
a窓口から全日本トラック協会に問い合わせをし、約款では遅延による賠償の請求は、具体的な実損分での請求が限度であることなどのアドバイスを受けました。
この事業者の責任者に「トラックの到着が見積の積み込み時間から6時間も大幅に遅れたことは問題であり、途中で人員を増加したから問題ないとはいえないのではないか。約款には遅延による賠償や引渡日時を通知することも定められている」と伝えました。
責任者は「遅れたことは謝罪している。そのままの人員なら問題だが人員増をしているので補償は考えていない。引渡日時の通知は受取日と引渡日が異なる場合をいっている。引っ越しは時間通りには出来るものではない。」と反論。また、「私は神奈川県トラック協会の役員をしていた。これまでこのような時間のことでトラブルになったことはない、行政の相談窓口が約款のことを口にするのはいかがかと思う。」と主張しました。
その後、全日本トラック協会から、この事業者の組合が「引っ越し110番」を設けているので、そこで見解を聞いたらどうかとアドバイスされました。
そこでこれまでの経過と、遅延による実損分として、夫が午後から仕事が出来なかった分を17,000円として請求したいとの契約者の意向を伝えました。
「引っ越し110番」がこの事業者と話し合い、事業者は12,600円を提示。相談者は最低でも当初提示された17,000円を考えており不満でしたが、早急な解決を望んでいたため了承しました。
事業者の理不尽な主張にやや押された結末でしたが、消費生活相談が一定の成果を挙げた事例でした。

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