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更新日:2022年5月16日
薪能は奈良の興福寺が起こりだといわれますが、今日の能の形式になったのは室町時代からと記されています。この雅な行事を鎌倉にも移そうと1959年(昭和34年)に鎌倉市や観光協会によって始められました。
夕暮れの5時を過ぎると、奈良の薪能の長所を取り入れた式次第が始まります。ホラ貝の低い音が流れ、なぎなたを手にした僧兵がくり出します。巫女が運ぶご神火を奉行が受けてかがり火に点火し、「始めませい」という合図があると、謡(うたい)が静まりかえった境内に広がります。次第にあたりが暗くなると、かがり火に照らされた能の舞台は幽玄の世界となります。
10月上旬 鎌倉宮(JR鎌倉駅から大塔宮行きバスで終点下車、すぐ)