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更新日:2017年1月13日

記者発表資料発表日:2016年1月12日

 平成28年中に発生した火災と救急概要

火災件数は減少、救急件数は増加!救急出動件数は増加の一途!!

 鎌倉市消防本部は、平成28年中における火災と救急の概況をまとめました。(いずれも速報値) 

  [ 火 災 ]

 平成28年中の火災件数は26件でした。(表1)

 火災の内訳は、「建物火災」が21件で、「車両火災」が2件、「その他の火災」が3件でした。

 火災による死者はなく、負傷者は10人で、損害額は51,716千円(速報値)でした。火災による死者が出なかったのは、実に15年ぶりのことです。

 次に、出火原因は、「こんろ(天ぷら油含む)」が7件、「たばこ」「電気関係」「放火(疑い含む)」が各2件で、「不明・調査中」が9件、「その他」が4件となっています。

 火災原因のうち、「こんろ」は、火を点けその場を離れている間に、火災になってしまったものです。火を点けたらその場を離れないよう日頃から心掛けましょう。また、調理中こんろの火が衣服に燃え移る着衣着火にも注意しましょう。対策として、「ゆったりとした服で調理をしない。」「防炎製品等を活用する」などこんろの火が、衣服に燃え移らないようにしましょう。

 [ 救 急 ]

 平成28年中の救急出動件数は10,368件(前年比1.3%増)、救急搬送人員は9,857人(前年比1.0%増)とともに増加となっています。これは1日平均約28件出動し、市民約18人に1人が救急車を利用したことになります。

 救急搬送人員の内訳は、「急病人」が6,406人、「一般負傷」が1,842人、「交通事故」が568人となっています。(表2)

 傷病程度をみますと、「軽症者」が4,361人(全体の44.2%)です。このことは、重症者が発生した場合の緊急搬送に大きな支障を来すことにもなりますので、救急車の適正利用にご協力ください。

(表1)                            

  火災種別 28年 27年
火災件数 合計 26 32
建物火災 21 17
車両火災 2 0
林野火災 0 0
その他の火災 3 15
死傷者 死者 0 1
負傷者 10 4
損害額(速報値) 51,716千円 37,741千円

※ 損害額は一部調査中です。

 (表2) 

  28年 27年
救急出動件数 10,368 10,232
救急搬送人員 合計 9,857 9,757
急病人 6,406 6,322
一般負傷 1,842 1,836
交通事故 568 515
その他 1,041 1,084
高齢者 6,317 6,226
軽症者 4,361 4,193

   

 火災は、ちょっとした油断から発生し、貴重な財産や尊い命まで奪う恐ろしいものです。火災を早期に発見し逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置するとともに、火の取扱いに十分注意しましょう。

診療時間外でも診療に応じてくれる医療機関の案内や休日夜間急患診療所を、次のとおり開設しています。

○ 医療機関案内     TEL 24-0099

○ 休日夜間急患診療所  TEL 22-7888(材木座三丁目5番35号・地域医療センター内)

 

お問い合わせ

所属課室:消防本部警防救急課救急救命担当

鎌倉市大船3-5-10

電話番号:0467-44-0977

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