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更新日:2021年4月20日

記者発表資料発表日:2021年4月20日

鎌倉歴史文化交流館企画展「鎌倉大仏―みほとけの歴史と幻の大仏殿―」を開催

「鎌倉大仏」の名で呼ばれる高徳院本尊・国宝銅造阿弥陀如来坐像は、鎌倉のシンボルとして、多くの人々に親しまれています。頭上の低い肉髻、卵形の輪郭、切長な眼、猫背で伏し目気味な姿勢などの特徴に、宋からもたらされた文化が大きく影響しているといわれています。

「鎌倉大仏」が造られた頃の鎌倉は、文化の大きな転換期を迎えていました。貞永元年(1232)に港湾施設の和賀江嶋が造営されたことで、大陸からモノや文化が鎌倉に持ち込まれ、建久年間に入ると、建長寺の創建などを通して、鎌倉で宋の文化が一層広まっていきます。このような時期に造られたのが「鎌倉大仏」です。

一方でその歴史には多くの謎が残されています。現存する銅造大仏以前に木造大仏が造像され、寛元元年(1243)に大仏殿の完成供養も行われていますが、当時の様子を伝える史料も少なく、木造から銅造大仏に替わった経緯や造像された背景などについて明らかになっていません。

これまでに大仏造営の勧進を行った僧・浄光や大仏鋳物師に関する資料の発見により、調査研究が進展しています。また、平成12年(2000)から同13年(2001)にかけて行われた高徳院境内及び周辺の発掘調査により、大仏鋳造の工程を示す遺構や出土品とともに、大仏殿礎石を置くために地面を固めた遺構などが見つかり、大仏殿の存在が明らかになりました。

本展では、これまでの研究成果を整理し、「鎌倉大仏」に関わる出土品や当時の中国から鎌倉に持ち込まれた陶磁器等から、解き明かされた歴史と宋代文化の影響を紹介します。また、VR大仏殿により、当時の大仏殿の壮大な建築を体験して頂き、人々に親しまれるその魅力に迫ります。

会期

令和3年(2021年)4月24日(土曜日)~7月17日(土曜日)

観覧料

一般:300円(210円)小・中学生:100円(70円)

※()内は20名以上団体料金

開館時間

10時00分~16時00分(入館は15時30分まで)

休館日

日曜・祝日

主催

鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)

主な出品予定作品

鎌倉大仏縁起(高徳院蔵)/大仏高徳院略記(高徳院蔵)/古写真(高徳院蔵)/与謝野晶子短歌短冊(高徳院蔵)/青磁魚文皿(若宮大路周辺遺跡群出土・鎌倉市教育委員会蔵)/青磁片(大仏周辺遺跡・鎌倉市教育委員会蔵)/鉱滓(大仏周辺遺跡・鎌倉市教育委員会蔵)総展示数:約30点

関連イベント

VR大仏殿(湘南工科大学長澤・井上研究室制作)

※別館交流室にて実施

お問い合わせ

所属課室:教育文化財部生涯学習課鎌倉歴史文化交流館

鎌倉市扇ガ谷1-5-1

電話番号:0467-73-8501

メール:rekibun@city.kamakura.kanagawa.jp

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