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更新日:2021年8月11日
発表日:2021年8月11日
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063)に源頼義が石清水八幡宮を勧請した由比若宮を、その子孫である源頼朝が治承4年(1180)に現在の場所に遷座したものです。以来、鎌倉幕府の宗祇の首座に置かれ、源氏の氏神・武門の守護神としてあつく崇敬されました。源氏三代の後も歴代の為政者の尊崇を集めながら、その庇護のもとに社勢を維持し続け、現在も宇佐・石清水とともに全国の八幡宮を代表する大社とし広く知られます。
毎年、9月15日に挙行される例大祭は、同宮のもっとも重要な祭礼として位置付けられています。その起源は古く、『吾妻鏡』によれば、文治3年(1187)に放生会と流鏑馬が行われたことに始まります。
年に一度の本展では、800年を超える伝統をいまに伝えるこの例大祭の時期に合わせて、同宮が守り伝えてきた神宝を一堂に展示します。鶴岡八幡宮が誇る歴史と美をご堪能ください。
令和3年8月28日(土)~9月30日(木)
9時~16時30分(入館は16:00まで)
月曜日、9月21日(火) ※9月20日(月・祝)は開館
一般:400円(200円) 小中学生:200円(100円)
※( )内は20名以上団体料金
鎌倉国宝館
鎌倉国宝館(鎌倉市教育委員会)
国宝・籬菊螺鈿蒔絵硯箱(鶴岡八幡宮)/ 国宝・沃懸地杏葉螺鈿太刀拵(鶴岡八幡宮)/ 国宝・朱漆弓(鶴岡八幡宮)/ 国宝・黒漆矢(鶴岡八幡宮)など約40点
学芸員による展示解説
(最新情報は当館ホームページをご確認ください)
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