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更新日:2022年2月18日

記者発表資料発表日:2022年2月17日

特別展「ひな人形 -みやびのうつろひ-」の開催について

女子の健やかな成長と幸せを願って行われる「ひな祭り」。うららかな春の訪れをつげるにふさわしいこの行事は、平安時代にまで起源がさかのぼるといわれています。その後江戸時代に入ってからは年中行事として定着し、さまざまな人形や調度品が作られるようになりました。

鎌倉国宝館の雛人形コレクションは、その大部分が江戸時代の作品であることが特徴です。享保年間より大流行した能面のような顔立ちの享保雛や、箱書に年紀の入った資料的価値の高い内裏雛、雛人形の古形とされる立ち雛など、さまざまな形式の雛人形を取りそろえています。ほかにも御殿飾りや雛段飾り、御所人形や毛植人形など、雛の宴を彩る人形たちが一堂に並びます。また種類多彩な雛道具も見所のひとつ。とくに蒔絵やガラス、陶器などで精巧に細工されたミニチュアの調度品類は、当時の工芸技術の粋をこらした見事な出来栄えです。

本展は三月三日の桃の節句に合わせて、それらを一堂に公開する年に一度の展覧会です。優美でかわいらしい雛人形をご鑑賞下さい。

開催期間

令和4年2月19日(土曜日)~3月27日(日曜日)

開館時間

9時00分~16時30分(入館は16時00分まで)

休館日

3月21日をのぞく月曜日、3月22日(火曜日)

観覧料

一般:400円(200円) 小中学生:200円(100円)

(注)( )内は20名以上団体料金

会場

鎌倉国宝館

主催者

鎌倉国宝館(鎌倉市教育委員会)

同時開催の展覧会

北条氏展 vol.1-2 企画コーナー「北条政子」

本年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にあわせて開催する「北条氏展」の企画として、本展の一部にコーナー展示を併設します。北条義時の姉・政子は、「尼将軍」とも称され、実朝没後の鎌倉を率いたことで知られます。政子は強く賢い女性として語られますが、彼女にまつわる文化財をみると、少々異なるイメージが浮かぶかもしれません。北条政子ゆかりの美しい品々をご覧いただきます。

〔展示作品〕

  • 鎌倉市指定文化財 籬菊螺鈿蒔絵手箱図巻(鎌倉国宝館)
  • 鎌倉市指定文化財 白衣観音像(寿福寺)
  • 吾妻鏡(鎌倉国宝館)

特記事項

学芸員による展示解説(参加無料〔要観覧料〕)

(最新情報は当館ホームページをご確認ください)

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お問い合わせ

所属課室:教育文化財部生涯学習課鎌倉国宝館 担当者名:浪川

鎌倉市雪ノ下2-1-1

電話番号:0467-22-0753

メール:kokuhoukan@city.kamakura.kanagawa.jp

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