発表日：2022年3月21日

新型コロナウイルスワクチン接種誤りの発生について

令和4年3月20日（日曜日）に鎌倉市福祉センターで行った新型コロナウイルスワクチン接種会場において、既にワクチンを採取済みの瓶（バイアル）に再度生理食塩水を注入したものを、最大7名に接種したことが判明しました。当日接種を受けられた皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことに心からお詫び申し上げます。

発生日時

令和4年（2022年）3月20日（日曜日）午前中

発生場所

鎌倉市福祉センター（鎌倉市新型コロナワクチン集団接種会場）

対象者

297名のうち7名

内容

ワクチン接種終了時（当日18時頃）に、使用済みのワクチン数と接種者数を照らし合わせる作業をおこなっていた際に、ワクチン1本が残っていたため、作業記録を確認したところ、既にワクチンを採取した瓶（バイアル）に再度生理食塩水を注入し、最大7名に使用していた疑いがあることが判明しました。

接種した7名の特定が出来ていないことから、当日の午前中に接種した297名全員に直接連絡をとり、お詫びと共に健康状態の確認を行い、後日抗体価検査を受けていただけるよう準備を進めていきます。

なお現在のところ、健康被害の報告例はありません。

原因と今後の対応

使用済みのワクチンの瓶（バイアル）には必ず印を付けて誤使用を防ぐこととしていましたが、今回の作業時にはそのチェックを見逃し、使用済みの瓶（バイアル）に再度生理食塩水を注入しました。

同様の事象がおこらないよう薬剤師が行う希釈作業を手順通り行うことを徹底し、再発防止に努めてまいります。

お問い合わせ