ホーム > 新型コロナウイルスワクチン接種特設サイト > 小児接種について(5歳から11歳の接種について)
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更新日:2023年3月22日
対象は初回接種(1・2回目)を終えて3か月が経過した方です。3回目接種券をお持ちの方はその券をご利用いただけます。前回接種から3か月経過した方に3月14日(火)に接種券を発送しました。
(注)2023年3月7日時点の内容です。
令和5年度の接種スケジュールは下記のとおりです。
国内における小児(5~11歳)の新型コロナウイルス感染症は、中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株の流行に伴い新規感染者が増加する中で、重症に至る症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。
今後、様々な変異株が流行することも想定されること、特に慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患を有する5~11歳の小児に対して接種の機会を提供することが望ましいと考えられることから、小児を対象にワクチン接種を行っています。
このページや厚生労働省が発表している最新の知見をもとに、お子様とワクチンの接種をご判断ください。なお、接種の有無で、他の方に対して差別的な扱いがないようお願いいたします。
厚生労働省「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(5~11歳のお子様と保護者の方へ)」
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.小児(5~11歳)の接種では、どのような効果がありますか。( 外部サイトへリンク )」
12歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種は、国民の皆様にも接種に御協力をいただきたいという趣旨で、予防接種法第9条の規定である「努力義務」が適用されています。
小児接種においても、小児の接種について、オミクロン株流行下での一定の科学的知見が得られたことから、小児についても努力義務の規定を適用することになりました。
努力義務は接種の強制ではなく、接種は御本人と保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
厚生労働省新型コロナワクチンQ&A
「Q.なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。(外部サイトへリンク)」
「Q.なぜ小児(5~11歳)の接種に「努力義務」が適用されるようになったのですか。(外部サイトへリンク)」
5歳から11歳の方が対象になります。
通常3週間の間隔をあけて、2回接種します。
接種対象者の方には接種券を送付済みです。
接種券を紛失された場合などで再発行を希望する方は、接種券の発行をご確認ください。
鎌倉市「小児用新型コロナワクチンのお知らせ(PDF:1,288KB)」
初回接種を完了した方で、前回接種の接種から3か月経過した方が対象となります。
3回目として従来型ワクチンを接種(令和5年3月7日以前に接種)した方については、4回目として追加でオミクロン株対応2価ワクチンの接種を受けることができます。
※3回目の未使用の接種券をすでにお持ちの方は、そのまま利用することができます。
ファイザー社製 5~11歳用 従来型ワクチン
※12歳以上のワクチンと比べて、有効成分が1/3の量になっています。
ファイザー社製 5~11歳用 オミクロン株対応ワクチン(BA.4-5)
※12歳以上のワクチンと比べて、有効成分が1/3の量になっています。
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.接種する量や回数は成人と同じですか。( 外部サイトへリンク )」
ワクチン接種を受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について御理解の上で、保護者の方の意思に基づいて接種を御判断いただきますようお願いします。
保護者の方の同意なく、お子様に対する接種が行われることはありません。
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.接種時に必要なものはありますか。( 外部サイトへリンク )」
「Q.小児(5~11歳)の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか。( 外部サイトへリンク )」
お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医などによく御相談ください。新型コロナワクチンと他のワクチンとの接種間隔については、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能ですが、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できませんのでご注意ください。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
小児用ワクチンは、5歳になる誕生日の前日から12歳の誕生日の前々日まで接種可能です。
12歳の誕生日の前日から12歳以上用ワクチンの接種対象となりますのでご注意ください。
例:生年月日が2010年11月1日の場合
①10月30日までに接種を希望…小児用ワクチンの対象
②10月31日以降に接種を希望…12歳以上用ワクチンの対象
1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきた場合、2回目も1回目と同じ小児用のワクチンを接種します。
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきました。どうしたらよいでしょうか。( 外部サイトへリンク )」
1・2回目の接種後、追加接種の接種前に12歳の誕生日を迎えた場合は、追加接種時の年齢に基づき、12歳以上用のワクチンを接種します。
※追加接種は、前回接種から3か月経過した方が対象です。
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.1・2回目の接種後、3回目の接種前に12歳の誕生日を迎えました。どうしたらよいでしょうか。( 外部サイトへリンク )」
ファイザー社のワクチンは、5~11歳の接種においても、12歳以上の方と同様、接種後に接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が臨床試験で確認されていますが、殆どが軽度又は中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
また、3回目接種による局所及び全身反応についても、その頻度は、2回目接種と比較して有意な差がなかったことが海外で報告され、日本の薬事審査でも、そのほとんどが軽症又は中等症であり大きな懸念はないとされています。
発現割合 | 症状 |
50%以上 |
注射した部分の痛み、疲れた感じ |
10~50% | 頭痛、注射した部分の赤み・はれ、筋肉痛、寒気 |
1~10% | 下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。( 外部サイトへリンク )」
心筋炎および心膜炎は、10代及び20代の男性の2回目の接種後4日程度の間の報告頻度が他の年代と比べて高いという傾向が確認されています。
しかし、新型コロナウイルス感染症に感染した場合にも、心筋炎や心膜炎を発症することがあり、この頻度と比べると、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎になる頻度は低いことが確認されています。
心筋炎・心膜炎と診断された場合は、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。
また、国内の3回目接種後の心筋炎・心膜炎疑いの全体の報告頻度は、2回目と同様、若い方、特に男性で高かったものの、2回目よりも低い傾向となっています。海外でも同様の傾向が確認されています。
厚生労働省ホームページ新型コロナワクチンQ&A
「Q.ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか( 外部サイトへリンク )」
厚生労働省「新型コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎について( 外部サイトへリンク )」
国ではワクチンの安全性の確保のため、接種と因果関係が不明な場合も含めて、副反応を疑う事例を収集し、厚生労働省の審議会で専門家による評価を行っています。
鎌倉市ホームページ「新型コロナウイルスワクチン接種に係る判断について」に公開していますのでご確認ください。