公共下水道汚水の流出と沿岸海域の水質調査について

　令和元年（2019年）６月11日（火）午前９時頃発生した、鎌倉市坂ノ下の鎌倉海浜公園坂ノ下地区付近における海への汚水流出につきましては、同日14時頃、海への流出はなくなり、22時頃、止水栓の改修が完了しました。

　６月13日（木）から６月19日（水）にかけて、稲村ガ崎や坂ノ下、由比ガ浜、材木座の16箇所で海水を採水し、水質分析を行いました。

　６月19日（水）採水分の速報値として、ふん便性大腸菌群数の測定結果をお知らせします。

　大腸菌は一般的に海水内では２～３日で死滅すると言われており、13日（木）、14日（金）の数値は3年前に安全表明を行なった際と同様の状態となっていたことから、15日（土）、16日（日）の数値の上昇は、今回の汚水流出の影響ではないと考えています。

　その後、17日（月）の数値はC地点を除いて下がり、18日（火）、19日（水）の数値は全ての地点について低くなりました。

　また、その他の調査項目を含むの調査結果については、令和元年（2019年）６月28日（金）に記者発表を行っています。その他の調査項目である油膜の有無、透明度、CODの結果でも、現時点で汚水流出が影響を及ぼしている状況ではなく、普段の沿岸海域であると考えています。

　１　水質調査地点

　２　水質分析結果（速報）

　３　その他調査項目を含む調査結果