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更新日:2022年4月6日

専門家による鎌倉市内の放射線量測定について

平成23年10月25日(火曜日) 、市内在住の放射線測定の専門家である岡野眞治博士のご協力の下、市内の環境放射線量を測定しました。
 岡野博士の所有する、環境放射線の中身を分析することが出来る測定器「スペクトロメータ」を使用し、車両で走行しながらの市内広範囲の測定と、公園4カ所、今泉小学校での詳しい測定を行ないました。

概要

調査日時

  平成23年10月25日(火曜日) 9時00分から16時30分まで

測定方法

   測定は下記のルートで車にて走行しながら行い、連続して、空間放射線量等の測定を行ないました。また、下記測定ルートの4カ所の公園と今泉小学校(表の中に◎で表示)で10分程度測定を行ないました。 

 車載した測定器  スペクトロメータ 測定の様子    

測定ルート

 

午  前

材木座 ⇒ 鎌倉逗子ハイランド ⇒ 泉水橋 ⇒ ◎東泉水つばき公園 ⇒ 青砥橋 ⇒ 岐れ道 ⇒ 八幡宮前

⇒ 明月谷戸 ⇒ ◎吉が沢公園 ⇒ ◎今泉小学校 ⇒ 大船消防署 

午  後

大船消防署 ⇒ 大踏切 ⇒ 大船消防署玉縄出張所 ⇒ 関谷インター ⇒ 植木陣屋坂 ⇒ 山崎跨線橋

⇒ 山崎保育園 ⇒ 旧湘南鎌倉病院裏 ⇒ 大船消防署台出張所 ⇒ 瓜ヶ谷戸 ⇒ 梶原ロータリー

⇒ 鎌倉山 ⇒ ◎西鎌倉住宅地三丁目公園 ⇒ 鎌倉消防署深沢出張所 ⇒ ◎一向堂公園 

⇒ 鎌倉市役所本庁舎

  

測定結果

  平成23年10月25日(火曜日)市内環境放射線測定結果(PDF:5KB)

 

放射線用語の解説

放射能 放射性物質が持つ放射線を出す能力
放射性物質

放射線を出す物質。原発事故で大気中に放出される放射性物質には、

ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどがある。

放射線

自然界にもともと存在する自然放射線(宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線、天然の放射性物質

が出す放射線)、人工の放射性物質から出る人工放射線がある。

シーベルト(Sv) 放射線の人への影響の程度を表す数値
 ベクレル(Bq) 放射性物質の量を表す単位。放射性物質が1秒間に崩壊する数 

 

 

 

岡野眞治(おかの まさはる)博士

1926年鎌倉市生まれ。元理化学研究所研究員。理学博士。

放射線測定の第一人者で、ビキニ環礁・チェルノブイリ・福島の原子力事故で放射線状況を詳しく測定し、業績は世界的に高く評価されています。

著書に『放射線とのつきあい』(かまくら春秋社刊)

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お問い合わせ

所属課室:市民防災部総合防災課防災担当

鎌倉市御成町18-10 第3分庁舎2階

電話番号:0467-23-3000

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