市長メッセージ

平成21年3月31日に鎌倉市自治基本条例策定市民会議より、自治基本条例素案大綱、活動経過資料及び二つの有志案を受領いたしました。
自治基本条例の検討にあたり、約3年間にわたり、多大なご尽力をいただきました市民会議の皆様をはじめ、ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
市では、いただいた条例素案大綱、活動経過資料及び二つの有志案をもとに、策定作業を進め、平成22年度中に条例の制定をめざしてまいります。

鎌倉市長 石渡 コ一
 

代表メッセージ

平成21年3月31日、市長に次の報告を行い、予定の活動をすべて終了したこと、以後の積極的活動の予定がないことをお伝えするとともに、大綱案、ならびに二つの有志案を提出し、受理いただきました。
市民会議は3年間の曲折を経て、市政課題の洗い出しに始まり、自治の基本的ルールの討論を行いましたが、 市民の定義や基本条例の扱う範囲など幾つかの点で相容れない見解が明らかになったため、直近の討議では、平成21年2月13日の第54回全体会で、もはや それらの一本化の努力はしないことを提案として採択され、また成果の一つとして策定委員会提案の大綱案を採択し、つづく3月9日の第55回全体会では、その他の二つの有志案について趣旨説明を受けてすべての討議を終了しました。すべての課題について見解を共有できなかったことは残念ではありますが、一面ではそれは地域社会を構成する市民の多様性と様々な価値観の実態の表れであり、そのなかで共有できる解決策を模索するほかない自治行政の課題を端的に示したものということが出来ます。
今後行政におかれては、会議の経過と最後に残されたこれらの提案の言わんとするところを虚心に吟味され、21世紀の当市の自治のありかたについて、市民・行政双方が納得できる成案を得られるよう切に希望するものです。意思決定のプロセスを大事にするという当初からの鎌倉市の姿勢と市民に寄せられた信頼に対して感謝申し上げます。

鎌倉市自治基本条例策定市民会議代表 橋爪 幸臣

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