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更新日:2025年8月19日

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特殊詐欺被害に遭わないために

特殊詐欺とは

特殊詐欺とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪です。様々な手口がありますので、被害に遭わないためには、その特徴をしっかりと把握し、対策することが重要です。

特殊詐欺の手口

  • オレオレ詐欺
  • 還付金詐欺
  • 預貯金詐欺
  • キャッシュカード詐欺盗
  • 架空料金請求詐欺
  • その他の手口(融資保証金詐欺、金融商品詐欺、ギャンブル詐欺、交際あっせん詐欺等)

オレオレ詐欺

親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。

還付金詐欺

税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る手口です。

預貯金詐欺

県や市区町村などの自治体や税務署の職員などと名乗り、医療費などの払い戻しがあるからと、キャッシュカードの確認や取替の必要があるなどの口実で自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取る手口です。キャッシュカードの確認・取替が必要だと信じ込ませた上で、その後、銀行協会等を名乗る犯人から電話があり、「キャッシュカードを取りに行く」「手続きのため暗証番号を教えてほしい」などと情報を要求してきます。

キャッシュカード詐欺盗

警察官などと偽って電話をかけ「キャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されている」「預金を保護する手続をする」などとして、嘘の手続きを説明した上で、キャッシュカードをすり替えるなどして盗み取る手口です。

電話での説明後に「キャッシュカードの確認に行く」などの名目で私服警察官や銀行協会職員等になりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、あらかじめ用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替え、被害者が気づかない内に口座から現金を引き出してしまいます。

架空料金請求詐欺

未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。

被害に遭わないための対策

市内では、市役所の職員、警察官、銀行の従業員などをかたった不審な電話や、通信事業者をかたった音声ガイダンスによる不審な電話が複数確認されています。

このような不審な電話がかかってきた場合は、次の点にご留意ください。

  • 電話でお金の話がでたら、詐欺を疑う。
  • とにかく一旦電話を切る。
  • すぐに身近な家族や最寄りの警察署に相談する。
  • 事実が確認できない場合は、振り込まない。
  • 還付に関して、市役所から銀行のATMの操作等を求めることはありません。
  • 医療費や保険料が銀行やコンビニのATMを操作して還付されることはありません。

心構え

  • 特殊詐欺の電話は、誰でもかかってくる可能性があります。
  • 突然、特殊詐欺の電話がかかってくると焦ってしまいます。
  • どのような状況であっても、とにかく一旦電話を切り、すぐに身近な家族や最寄りの警察署に相談してください。
  • 犯人は、何らかの名簿を見て電話をかけている可能性があり、名前等を知っていることがあります。
  • そのため、相手方が名前等を知っていても、こちらから個人情報を伝えないようにしてください。
  • 家族の間で事前に合言葉を決め、なりすましに備えることも有効です。

被害に遭ってしまった場合は

被害に遭われた方は、すぐに最寄りの警察署や金融機関に連絡し、振り込んだ預金口座の利用停止を求めてください。

振り込め詐欺救済法(注1)により、分配金を受け取れる場合があります。詳しくは、振込先の金融機関にお問い合わせください。

(注1)詐欺等の犯罪行為によって、財産を得る方法として振込みが利用されたものによる被害者に対し、被害回復分配金の支払い等を定めた振り込め詐欺救済法が平成20年6月21日に施行されました。

掲示や回覧等にご活用ください

役所本庁舎・支所、老人福祉センター、警察署等で注意喚起のチラシを配布しています。

被害を防止するため、ぜひご活用ください。

特殊詐欺に対する取組み

NTT東日本では、特殊詐欺被害を防止するため、ナンバー・ディスプレイ及びナンバー・リクエストの高齢者無償化受付などの取組みを実施しています。

お問い合わせ

所属課室:市民防災部地域のつながり課安全安心担当

鎌倉市御成町18-10 第3分庁舎1階

電話番号:2954

メール:anan@city.kamakura.kanagawa.jp