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更新日:2025年9月11日
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鎌倉地域に位置する鎌倉消防署と浄明寺出張所は、老朽化が進み、改築が必要です。鎌倉消防署は津波浸水想定区域に、浄明寺出張所は土砂災害特別警戒区域に位置しているため、これらの施設の再整備場所は、それぞれの災害リスクを避ける場所が求められています。そのため、現在の2つの施設が受け持つ地区を1つの施設でカバーできるよう、雪ノ下地域への移転・統合を計画しています。この地域は津波浸水想定区域外と土砂災害警戒区域外であり、鎌倉地域の消防需要に対応した効率的な消防体制の構築を図ることができます。移転候補地として、雪ノ下の隣接する3区画の土地を令和6年11月に取得済みです。今後、基本設計や実施設計、埋蔵文化財の発掘調査、建設工事などを進めていきます。市民の皆さまには、事業の進捗や計画内容について、随時情報を発信し、説明会などを通じてご理解とご協力をお願いしてまいります。
消防庁舎は、通常の消防・救急業務に加えて、大規模災害時の防災拠点として市民の安全を守る重要な役割を果たします。そのため、計画的な整備が欠かせません。鎌倉市では、「鎌倉市公共施設再編計画(改訂版)」に基づき、(仮称)雪ノ下消防出張所の建設を進めています。これにより、鎌倉地域の消防力を維持・向上し、効率的な消防体制を構築します。令和7年度からの基本設計・実施設計に向け、その基礎となる基本計画を令和7年5月に策定しました。
(仮称)雪ノ下消防出張所の建設においてサイレン音など地域に与える音の影響が懸念されています。そこで、移転先の現況把握及び移転元の現地調査を行い、その結果を分析して、消防庁舎建設が周辺環境に与える影響を検討するとともに、当該業務と平行して行う設計業務実施の際に、消防庁舎建設が周辺環境に与える影響を最小限にするために株式会社ウエスコと業務委託契約を行いました。詳細な調査内容は、下記のとおりです。
令和7年度から令和9年度にかけて実施する「雪ノ下消防出張所新築工事設計業務委託」に関する情報をお知らせします。本事業では、耐震性能や環境配慮が必須条件とされる防災拠点の設計を求めています。限られたスペースでの動線計画、職員の勤務環境、訓練機能や市民のための施設としての役割を果たすことを目的としています。鎌倉景観地区内に位置するため、歴史的背景との調和も考慮した設計が求められています。優れた技術と創造性を持った事業者を、公募型プロポーザル方式により選定します。詳細は以下をご覧ください。
令和7年8月2日及び5日に大蔵自治会を対象に説明会を実施しました。
今後も引き続き説明会を行っていきます。詳細が決まりましたら、こちらでご案内します。
所属課室:総務部公的不動産活用課公的不動産活用担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階
電話番号:0467-23-3000