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更新日:2020年8月25日
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火気を使用する屋台や発電機などでガソリンを貯蔵・取り扱う場合は、ガソリンは引火点が約-40度程度と低く、極めて引火しやすい可燃性蒸気が広範囲に拡大する特性があることから、ガソリンを取り扱っている周辺で火気や火花を発生する機械器具の使用はやめましょう。また、金属製容器等の注油口が開いていたり、漏れたりすると、付近の火気や静電気などにより容易に火災に至る危険性があります。
ガソリンは電気の不良導体(静電気が蓄積しやすい液体)なので、消防法令に適合した金属製容器等で貯蔵や取り扱いを行ってください。この際には、火気や高温部(機械器具などの高温となる部分)から離し、直射日光の当たらない通気性の良い床面で保管する必要があります 。また、特に夏期は、ガソリン温度が上がって蒸気圧が高くなる可能性があることにも留意しましょう。
漏れやあふれが起きると容易に火災に至る危険性があるため、細心の注意を払って注油するよう気をつけましょう。取り扱いの際には、注油口を開ける前に圧力調整弁の操作など容器の取扱説明書等に書かれた容器の操作方法に従い適正に行ってください。発電機の稼働中には、決して注油は行わないでください。
ガスこんろ等を使用する場合は、消火器を設置し、ガス漏れ防止のため、ゴムホースなどは器具との接続部分をホースバンドで締め付けホースのひび割れなどがないか点検してください。また、プロパンボンベは直射日光の当たらない場所に置き、転倒防止を行ってください。