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更新日:2025年2月7日
市のためになる仕事についてどれくらいお金を使うかを決めるのが予算
市に入ってくるお金や、その使い道が正しいかどうか調べるのが決算
市議会では、市長が提案する新年度予算がどのような内容か、さらに執行内容が妥当であるか、細部にわたり審査するため、予算、決算ともに特別委員会を設置しています。(予算は2月定例会会期中、決算は9月定例会会期中に設置)
予算審査は、通常6日間にわたり特別委員会を開催し、本市の実施計画に位置づけられた諸事業を初め、市民生活に密着した事業、重点的かつ政策的な課題・施策など約3,000件にわたる事業がどのように予算に盛り込まれているか、その優先度や緊急度などの点に着目し、詳細な質疑及び活発な意見交換を行います。
予算特別委員会では、一般会計予算・5特別会計予算や下水道事業会計のほか、新年度から施行予定の条例についても審査します。
決算審査は、通常5日間にわたり特別委員会を開催し、予算審査における指摘事項(意見等)がどのように反映されたか、本市の実施計画の諸施策がどのように遂行されたかなどの点を中心に、予算の適正な執行と行政効果について、詳細な質疑及び活発な意見交換を行います。
予算案・決算等の議案(新年度予算・新年度予算に関係する条例議案または決算認定議案を市長が提出)
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特別委員会の設置(議案を審査するための特別委員会を設置する動議が議員から提出され、原則10名の委員が選任され特別委員会を設置)
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特別委員会で各議案を審査(担当原局などへ詳細な質疑等を行い審査)
審査をしていく中で、委員から予算案に対する修正案が提出されることがあります。
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特別委員会で各議案を採決(特別委員会で予算・条例等、または、決算の採決)
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本会議で特別委員長から審査結果を報告(特別委員会の審査内容、付された意見、採決結果等を委員長が本会議で報告)
予算特別委員会として、まとめられた意見は、委員長が本会議で報告し、その意見が予算執行においてどのように反映されているか、決算特別委員会で審査します
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討論(各議案に対し、賛成・反対の立場から討論)
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本会議で採決(本会議で、特別委員長報告、討論等を踏まえ、各議案の採決(議決))
予算案が否決された場合、新年度の必要最低限の予算を組む必要があります。(暫定予算)
決算が認定されなかったときは、不認定としています。法的には、決算の効力に影響はありませんが、市長の政治的責任は残ります。
所属課:議会事務局議事調査課議事調査担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階
電話番号:0467-23-3000
内線:2448