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平成26年度職員提案審査結果

平成26年度職員提案について、平成26年8月11日～8月29日まで募集したところ、自由提案（政策自由提案、業務改善提案）10件、実績提案41件、合計51件の提案が寄せられました。

これらの提案と、平成25年度に指示を受けた提案の実績報告を合わせて、一次審査（書類審査）、二次審査（プレゼンテーション、ヒアリング）及び最終審査が行われ、次のとおり等級が決定しました。

政策自由提案

最優秀賞

女性職員のための子育てサポート体制の構築

職員が育児休暇等を取得し、職場復帰しやすいよう、

1. 『（仮称）仕事×子育てパスポート』の発行
2. 休暇制度・給与、提出書類等の事前説明
3. 先輩職員との交流、保健師による健康面・メンタル面のフォロー等

の取組を実施する。

優秀賞

鎌倉市パワーポイントのデザイン統一

パワーポイントの統一デザインを作成し、全庁で共有・使用する。

寄附結果の可視化

寄附を呼びかける上で、目標金額と内容をあらかじめ示し、鎌倉市のホームページ、twitter、facebookでその過程と結果を公開する。

庁舎内での埋蔵文化財の展示

市庁舎のオープンスペースやカウンター等を利用して出土品を展示する。

展示にあたっては什器メーカー、展示業者などに協力を募り、展示ケース等に広告を入れることで備品購入費の節減を図る。

業務改善提案

優秀賞

審議会等の会議録作成業者委託による事務の効率化

審議会等の会議録の作成方法について、省力化、効率化を念頭に、まず各課が要点筆記ですむよう確認を得る。

各部ごとに、審議会等の開催予定に合わせ、筆耕委託料を確保し、べたうち状態までを業者委託とする。

所管課は、それを要点筆記にまとめ完成とする。

実績提案部門

奨励賞

政策会議等における会議資料の事前配布について

政策会議における庁内各課からの資料提出期限を、前々日から、原則4日前とした。

月一のランチ会の実施

課内の親睦を深めるため、月一回、主宰者を決め課員全員でのランチ会を開催している。

特別相談「行政書士による相談」受付方法の改善

特別相談「行政書士による相談」の受付を電話による予約制に移行し、市民の待ち時間を解消した。

セキュリティ監査における業務改善について

以下の通りセキュリティ監査手法の改善を図り、双方の相互確認が得られた。

1. 監査対象項目を選定し、チェック表を作成
2. 所管課長自らが確認表を用い課内チェック
3. 報推進課職員が監査を実施

財務事務の処理に関わる事務補助嘱託員の活用について

正規職員が慣例的に処理していた財務事務を、事務補助嘱託員に任せることで、正規職員の事務負担が軽減された。

市債権の一元化について

債権所管課から納税課債権回収担当へ処理困難案件を中心に未収債権を移管し、適正な滞納処分及び徴収事務を実施する。

クラウドファンディングによる寄附金収集

クラウドファディング事業者のサービスを活用し、インターネット経由で寄附を募り、観光ルート板整備事業を行った。

ネーミングライツによる財源確保

海水浴場を対象施設としてネーミングライツ・パートナーを募集し、10年間で12,000万円の金額で本市初となるネーミングライツ・パートナー事例となった。

保育料滞納者への催告書

保育料滞納者へ送付する「給与照会事前通知書」「差押予告通知書」を、色付きの紙に変更することで、滞納者から高確率で反応があった。

課メール対応状況の把握

課の複数人で使用しているメールボックスについて、フラグ機能を活用し一目で「対応済みかどうか」が判別できるようにした。

あおぞら園給食業務管理委託

あおぞら園給食調理業務について、民間委託を実施し経費の節減を図った。

鎌倉市国保特定健診受診者・特定保健指導利用者に対するスポーツ施設の利用割引クーポンの提供

国保特定健診の受診率向上のため、国保特定健診受診者全員及び特定保険指導動機づけ支援利用者に対して、スポーツ施設の利用割引クーポンをプレゼンとした。

ホームページにおける都市計画情報等提供サービスの構築

都市計画情報等提供サービスについてPDF化すると共に、検索方法を多様化し市ホームページ上で参照しやすいようにした。

建築計画概要書の写しの交付に係る時間の短縮について

建築計画概要書の写しの交付について、原課のPCからPDFデータを印刷して申請者に交付できる方式に替え、職員の対応時間の大幅な短縮となった。

窓口のレイアウトの変更について

道路台帳や住民協定、位置指定道路図等を、業者等が自由に閲覧できるよう、レイアウトの変更を行った。

市町村積算システム導入による業務の能率向上について

「市町村積算システム」を導入し、これまで職員が行ってきた更新作業が不要となり業務の効率化へつなげた。

汚水中継ポンプ場の改築による省エネ、維持管理の合理化について

老朽化していた汚水中継ポンプ場の改築工事を行い、維持管理費の削減、省エネ効果、業務の効率化、災害対策の強化等の合理化改善を図った。

政務活動費に関する「勉強会」の実施

政務活動費の取扱いについて、議員と担当職員の共同勉強会を実施した。

鎌倉市吉屋信子記念館への募金箱の設置

鎌倉市吉屋信子記念館の維持管理および修繕費を捻出するため、40周年に合わせ募金箱を設置した。

鎌倉生涯学習センター内の飲料用自動販売機の設置

平成25年度9月1日から、生涯学習センターに自動販売機1台を設置し、建物貸付料（雑入）として財源確保を図った。

鎌倉市遺跡調査速報展

発掘調査により出土した遺物の一般公開を目的に、「鎌倉市遺跡調査速報展」を開催した。

特別解説ならびに公開講座の実施

鎌倉国宝館において、観覧者向けに特別解説を実施した。また、年4回公開連続講座も実施した。

投票事務の合理化

当日投票システムを導入し、各投票所の事務従事者及び有権者の待ち時間を短縮した。

企業と協働した遊休農地解消対策

鎌倉市遊休農地解消対策協議会と三菱電機(株)とで協定を締結し、市の遊休農地の解消対策実践活動を協働で行った。

平成25年度に指示を受けた提案の実績報告

優秀賞

Star Office掲示板利用のルール化

Star Office 掲示板を利用するにあたり、

1. タイトルの頭に掲示の目的を示す。
2. 期限が終わるまで掲示する。
3. 日付をさかのぼって掲示しない。

など、利用者の観点から一定のルールを定めた。

催事案内板の設置

本庁舎福祉側出入口付近に催事案内板を常設し、市民の利便性を向上させた。

奨励賞

手数料条例の改正による証明手数料の有料化と印鑑登録証の有料化

印鑑登録証を有料化とすることで費用負担の公平性の確保と事務の効率化、歳入の確保を図った。

観光案内板及び防災看板の増設

消防団器具置場のような目立つ建物のシャッターの全面に観光マップや避難場所の地図を掲げ、市民及び観光客に提供する。