建設作業をおこなう場合の留意事項
 建設作業事業者は、下記の内容を留意してください。
 騒音規制法や振動規制法による規制の対象となる建設作業はもちろんのこと、規制の対象とならない建設作業を実施する場合でも、
騒音、振動の低減に努め、また、周辺住民に事業内容を説明し、作業時間帯にも十分配慮すること。
騒音、振動の低減
    - 極力低騒音、低振動の工法をとること。 
- 低騒音、低振動型の機種を選定すること。 
- 防音シートによる養生など、騒音、振動の防止対策を十分におこなうこと。 
作業時間などに対する配慮
    - 事前に周辺の状況を十分調査し、居住状況に応じて作業時間などにも特に注意すること。  
- 病院、妊婦、老人、乳幼児、昼在宅者などには、特に配慮すること。 
 その他の留意事項
    - 工事現場の周辺住民には、事前に、工事の内容、作業期間、作業時間、騒音・振動の防止対策、被害対策、現場責任者などについて、                                                                   十分に説明しておくこと。  
- 公害関係法規をよく知り、よく守ること。 
- 住民からの窓口となる責任者を選任し、苦情などが発生した場合には、迅速、的確に対応できる体制をとっておくこと。 
- 住民からの苦情の申し出があった場合には、誠意を持って応じること。 
- 下請け業者に対しても、公害防止対策について徹底させること。 
- 騒音・振動の防止についてはもちろんですが、粉じんの飛散、汚水の流出、資材や構造物の落下等の防止にも注意し、                                                                  周辺からの苦情等が発生しないように気を付けること。 
- 工事用車両の運行にも配慮し、特に通学路や通勤時間等を極力避け、通行に伴う粉じんの発生の防止に努める等、安全な運行を心掛けること。 
- 工事の後始末は、常にきちんと処理するとともに、廃土などトラックに積み込むときは、途中道路にこぼれ落ちないように積み込むこと。 
- アスベストを使用した建築物の解体作業等を行う場合は、アスベストの飛散防止に努めるとともに、可能な限り現場での加工を避けること。