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更新日:2019年2月1日
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発表日:2019年2月1日
鎌倉市消防本部は、平成30年中における火災と救急の概況をまとめました。(いずれも速報値)
[ 火 災 ]
平成30年中の火災件数は34件でした。(表1)
火災の内訳は、「建物火災」が23件で、「車両火災」が3件、「その他の火災」が8件でした。
火災による死者は1人、負傷者は3人で、損害額は29,391千円(速報値)でした。
次に、出火原因は、「こんろ(天ぷら油含む)」が5件、「電気関係」が4件、「たばこ」が3件、「ストーブ」が2件で、「不明・調査中」が13件、「その他」が7件となっています。
近年、リチウムイオン電池等による火災が全国的に増加しています。主な原因として、「他機器の充電器を使用して充電した」「バッテリーに外部から衝撃を加えた」などがあります。火災を防ぐために、電気機器の取扱説明書の記載内容を順守し、正しく使用しましょう。
[ 救 急 ]
平成30年中の救急出動件数は10,798件(前年比1.3%増)、救急搬送人員は10,097人(前年比0.6%増)とともに増加となっています。これは1日平均約30件出動し、市民約17人に1人が救急車を利用したことになります。
救急搬送人員の内訳は、「急病人」が6,645人、「一般負傷」が1,948人、「交通事故」が541人となっています。(表2)
傷病程度をみますと、「軽症者」が4,177人(全体の41.4%)です。このことは、重症者が発生した場合の緊急搬送に大きな支障を来すことにもなりますので、救急車の適正利用にご協力ください。
(表1)
火災種別 | 30年 | 29年 | |
火災件数 | 合計 | 34 | 29 |
建物火災 | 23 | 20 | |
車両火災 | 3 | 0 | |
林野火災 | 0 | 0 | |
その他の火災 | 8 | 9 | |
死傷者 | 死者 | 1 | 0 |
負傷者 | 3 | 2 | |
損害額(速報値) | 29,391千円 | 47,732千円 |
※ 損害額は一部調査中です。
(表2)
30年 | 29年 | ||
救急出動件数 | 10,798 | 10,656 | |
救急搬送人員 | 合計 | 10,097 | 10,032 |
急病人 | 6,645 | 6,549 | |
一般負傷 | 1,948 | 1,945 | |
交通事故 | 541 | 578 | |
その他 | 963 | 960 | |
高齢者 | 6,653 | 6,575 | |
軽症者 | 4,177 | 4,462 |
火災は、ちょっとした油断から発生し、貴重な財産や尊い命まで奪う恐ろしいものです。火災を早期に発見し逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置するとともに、火の取扱いに十分注意しましょう。
診療時間外でも診療に応じてくれる医療機関の案内や休日夜間急患診療所を、次のとおり開設しています。
○ 医療機関案内 TEL 24-0099
○ 休日夜間急患診療所 TEL 22-7888(材木座三丁目5番35号・地域医療センター内)
所属課室:消防本部警防救急課救急救命担当
鎌倉市大船3-5-10
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