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更新日:2022年11月11日

記者発表資料発表日:2020年7月2日

市長定例記者会見(令和2年度7月)

本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

最初の案件に入る前に、2点ご説明します。
1つ目が、「くらしと福祉の相談窓口」の開設です。既にお知らせしましたが、6月29日から本庁舎1階に、市民相談と福祉総合相談を一体化した窓口を開設しました。市政全般など様々な相談に対応する市民相談課の「市民相談窓口」と、福祉に関連する相談を制度や部署を横断して受け、支援する地域共生課の「福祉総合相談窓口」を統合したものです。

窓口を一体化することで、より包括的な視点で、複数の制度にまたがる場合も、ワンストップで市民に寄り添ったきめ細やかな対応を行ってまいります。

2つ目が、公共施設の再開状況についてです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、閉館していた公共施設については、6月1日から順次、再開しています。お手元の資料のとおり、まだ来館予約が必要であったり、時間や利用人数に制限を設けている施設もありますが、国や県が示すガイドラインを参考に、皆様が安心して利用できるよう留意しながら開館しています。

なお、鎌倉芸術館のホール等は、1年前から予約することが可能なため、予約の際は、当然のことですが現在のような新型コロナウイルス感染防止対策が必要となることは想定されていません。

国や県が示すガイドラインの収容率にした場合、施設を利用する団体などが当初企画したイベントなどの開催が難しく、中止とせざるを得ない場合があります。通常であれば、キャンセル料をいただいていますが、こうした事態であることから、6月1日から当面の間、感染症の拡大防止の理由によるもの、及び国のイベントの考え方によりイベント実施が困難となったものに限り、キャンセル料を不要とする対応としているところです。

それでは、最初の「AI温度検知システムを活用した体温確認の試行」について説明します。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた市民の意識啓発、また今後の市施設における来訪市民の感染防止対策検討を目的として、AI温度検知システムによる体温確認を試行的に実施します。

実施場所は市役所本庁舎正面玄関で、開始日は7月3日を予定しており、土日を除く3日間程度、時間は午前8時30分から午後5時15分まで実施の予定です。

システムの実物はこちらですが、こちらのカメラに顔を向けることで瞬時に体温を検知し、体温が37.5℃以上であるときに、画像とアラーム音でお知らせします。

カメラは2台設置していきます。
今回このカメラは非接触での体温確認を行うことだけを目的に使用しますので、画像などデータの保存は一切行いません。
なお、今回設置する端末は、本市がソフトバンク株式会社と締結している包括連携協定の取組の一環として、貸与されたものを活用します。

今回は試行であるため、来庁された市民の体温確認は任意としますが、体温確認システムを展示することも含め、日々の体調管理や感染症防止に向けた意識の向上に役立てていただこうとするものです。

さらに、今回の試行結果をもとに、今後の市施設におけるAI温度検知システムの導入を検討します。
説明は以上です。

次に、「梶原四丁目用地(野村総合研究所跡地)利活用事業の提案者を公募」について、説明します。

平成30年3月に「鎌倉市公的不動産利活用推進方針」を策定し、まちづくりにインパクト・効果が期待できる公的不動産の利活用を推進しています。

今回の対象である「梶原四丁目用地」は、市街化調整区域に立地し、長く低未利用となっています。この用地のポテンシャルを最大限に生かし、単なる収益事業のみならず、公金負担が必要な「公益的サービス」と「民間収益事業」を両立させた官民連携事業として、新たな価値を創造するまちづくりに取り組んでまいります。

なお、スケジュールは、6月22日に公募を開始しており、11月頃に優先交渉権者の選定を行う予定で進めております。
説明は以上です。

続いて、「特殊詐欺被害 防止電話機等に係る購入費を補助」について、説明します。

市内に住む高齢者の方々が、振り込め詐欺など特殊詐欺の被害に遭わないよう、特殊詐欺被害防止機能を有する電話機等を購入する費用を助成する制度を開始しました。

特殊詐欺被害防止機能を有する機器とは、電話機の呼び出し音が鳴る前に、相手に自動で警告メッセージを流して通話内容を録音する機器のことで、固定電話機または固定電話機に取り付ける機器のいずれも補助の対象になります。

補助金の額は、対象機器購入費の3分の2相当額で、6,000円を上限に交付します。1世帯に1台のみとします。

補助を受けるには、対象機器を購入する前に申請が必要です。特殊詐欺被害を回避するためにも、ぜひ御検討いただきたいと思っています。
説明は以上です。

続いて、「ハイキングコースの一部復旧」について、説明します。

市内のハイキングコースは、昨年の台風15号・19号により倒木や地滑りなど大きな被害が発生し、通行禁止としていたところです。

この度、「葛原岡・大仏ハイキングコース」は「葛原岡神社から浄智寺までの間」、「天園ハイキングコース」は「天園から瑞泉寺までを除き」復旧工事が完了し、6月30日から通行を再開しました。

今回の再開により、「葛原岡・大仏ハイキングコース」は全面復旧、「天園ハイキングコース」は「天園から瑞泉寺までの間」を除き復旧しました。
なお、「祇園山ハイキングコース」は、引き続き通行止めです。

屋外とは言え、ハイキングコースにお越しの際も、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保などにご協力いただくようお願いします。
説明は以上です。

続いて、「令和2年度職員採用試験を実施」について、説明します。

例年5月に実施していた職員募集については、新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送っていましたが、7月15日から募集を開始することとしました。

今回採用を予定しているのは、事務、土木、建築、電気、保健師及び保育士となります。また、同じ職種について障害のある方を対象とした採用も併せて実施します。

今年は、新型コロナウイルスの感染防止策として、一次試験を自宅のパソコンから受験できる「Web試験」に変更します。例年ですと、一次は集合形式の筆記試験でしたが、皆さんが安心して受験できる環境を整えました。

なお、9月以降には、いわゆる就職氷河期世代と、来年3月に卒業予定の高校生を対象とした採用試験も予定しています。
説明は以上です。

最後に、「オリジナルフレーム切手「鎌倉市制80周年記念」を販売」について、説明します。

既にお知らせはしていますが、日本郵便株式会社との連携事業として、オリジナルフレーム切手「鎌倉市制80周年記念」を作成しました。こちらになります。

フレーム切手は、市制80周年を迎えたことを記念し発行するもので、文化の視点を中心とした過去・現在、そして未来をコンセプトに、鎌倉の風景や歴史的建造物、伝統芸能などを題材としています。

7月6日から市内の22の郵便局で販売を開始するほか、15日からは日本郵便WEBサイトでも取り扱います。ぜひご紹介いただければと思っています。
私からの説明は以上です。

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所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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