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更新日:2023年7月3日

記者発表資料発表日:2021年8月2日

市長定例記者会見(令和3年度8月)

それでは、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。

まず案件の説明に入る前に、私の方から何点か報告させていただきます。7月中の鎌倉海岸の状況と市内の観光客の状況についてです。

7月22日にまん延防止等重点措置区域に指定されたことを受けまして、観光案内所を閉鎖し、市ホームページやツイッターなどを利用して、観光自粛のお願いをしているところです。

観光客数について、詳細につきましては把握できないところではありますが、小町通り周辺には一定の集客が見られるものの、その他の地区では相当減少しているという感触を得ています。

国のデータによりますと、令和3年7月第1週の鎌倉駅付近の人の流れですが、令和元年の7月第1週と比較しますと、20%~40%の減少というようになっています。

7月中の海岸の状況につきましては、ご案内のとおり、海水浴場を開設していないということでいますので、その周知をおこなっているところです。

JR及び江ノ電鎌倉駅、江ノ電由比ガ浜駅におきまして、今年は海水浴場を開設していないことを周知するとともに、海岸におけるマナー向上のお願いの看板を掲出しているところです。

7月3日(土曜日)から海岸事故未然防止員としてライフガードを、マナーアップ推進員として警備員を配置して、巡回を行っています。

7月3日から25日までのうち、土日及び祝日の合計10日間の累計では、約26,000人の方が、訪れているという状況でございまして、主に、散歩や日光浴、海水浴、サーフィンなどで利用されているという状況です。

梅雨明け後の7月の17、18日の土日、22日から25日の4連休は、天気がよかったこともありまして、多くの方が海岸を訪れていましたが、ファミリー層が多く、落ち着いた印象でありました。

海水浴場を開設していないため、サーフィンをはじめとして、マリンスポーツを楽しまれる方が多くいたというのが特徴です。

また海岸での飲酒、喫煙、音響機器の使用、BBQについて、「鎌倉市公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」に基づき、行わないようにお願いしているところです。

警備員からの報告では、7月25日までの間、注意・声かけを要した事案について、608件、人数で964人というようになっております。一番多いのが飲酒で350件となっております。

今後も条例周知に努めるとともに、飲酒やBBQ、BBQは5件でしたけども、こうした行っているグループには条例の趣旨を丁寧に説明して、協力いただいております。健全な海岸環境の維持のため、引き続き、お願いを続けてまいります。

続きまして、鎌倉ゆかりのオリンピック・パラリンピック選手の状況です。

東京2020オリンピック競技大会に鎌倉ゆかりの選手が5名出場しており、パラリンピック競技大会に1名が決定しております。

体操の北園丈琉(きたぞのたける)選手と亀山耕平(かめやまこうへい)選手、セーリングの岡田奎樹(おかだけいじゅ)選手と外薗潤平(ほかぞのじゅんぺい)選手、バレーボールの島村春世(しまむらはるよ)選手、パラリンピック卓球の伊藤槙紀(いとうまき)選手です。

体操競技では北園選手が男子団体決勝に出場し、銀メダルを獲得されました。また、男子個人総合では5位入賞、亀山選手は昨日行われました種目別あん馬で5位入賞を果たしております。

セーリング男子470(ヨンナナマル)級岡田・外薗ペアは昨日までで第8レースを終えて、現在第6位につけております。本日第9・10レースが行われる予定です。

バレーボールは昨日まででグループリーグ5試合中4試合を終え、1勝3敗で、本日準々決勝進出を懸けて予選リーグ5試合目が行われる予定となっています。

市のホームページやLINEなどを利用しまして鎌倉ゆかりの選手への応援メッセージを寄せていただいております。届いたメッセージは選手本人へお届けしています。

また、現在地下道ギャラリーに鎌倉ゆかりの選手のプロフィール入り写真を掲示しているほか、フランスチームの紹介記事や神奈川県作成のセーリング日本代表選手へのインタビュー記事も掲示しています。

それでは1件目の「新型コロナウイルスワクチン接種の実施状況」についてです。

接種状況につきましては、51歳以上の方、基礎疾患を有する方、高齢者施設従事者、海外留学予定者への接種を実施しているところですが、7月31日時点で54,267人全市民からの割合は(約31.6%)の方が1回目の接種を受けて、43,218人(約25.1%)の方が2回目の接種を受けている状況です。

今後の接種スケジュールにつきましては、8月3日の午前9時から42歳以上の方へ予約受付を開始します。その後も毎週火曜日の午前9時から順次予約の受付を開始していきます。予約可能年齢につきましては、予約の空き状況に応じて事前に随時ご案内してまいります。

8月8日から集団接種会場の一部を変更いたします。これまで使用していた福祉センター、御成小学校、鶴岡八幡宮研修道場、腰越小学校は終了となりまして、新たに市役所本庁舎、鎌倉生涯学習センター、たまなわ交流センターが追加となります。会場の開設日時や設備等の詳細につきましては、ホームページ等をご確認いただきたいと思います。

仕事で海外赴任の予定がある方で令和3年7月28日(水曜日)から8月6日(金曜日)の間で事前に申請した方について、8月10日(火曜日)9時から接種の予約を受け付けるところです。

最後になりますけれども、海外へ渡航を予定されている方につきまして、ワクチン接種証明書の申請を受け付けています。それ以外の方につきましては、接種後にお渡ししております。「予防接種済証」が接種の証明となっておりますので、大切にお持ちいただきたいと思います。

それでは、2件目の「まちのキャンパスプロジェクト」についてです。

まちのキャンパスプロジェクトは、慶應義塾大学SFC研究所を中心に、鎌倉商工会議所、市内企業、市民有志など、鎌倉市の産官学民が、市内の様々な場所を大学のキャンパスに見立て、鎌倉市全体で学生の学びを応援したいという想いから立ち上がった、鎌倉をまちぐるみで学びの場にしていくプロジェクトとなります。

このプロジェクトの第一弾として、特別講義を開催します。期間は、9月14日火曜日から9月20日月曜日までです。1週間で、鎌倉のまちに飛び出し、まちを歩いたり企業や人の声を聴きながら、市民が気軽にSDGsに参加できるアイデアを考え、実際にそのアイデアを実践するまでを体験する実践型講義となります。

参加学生の皆さんには、鎌倉市から提示した「お題」について、鎌倉市のコミュニティ通貨である、まちのコイン「クルッポ」を使って解決するアイデアを考えてもらい、そのアイデアをまちのなかで実証します。

対象者は、市内在住で平成13年(2001年)4月以降生まれの大学生・高校生で、定員は16名程度となります。高校生の方は、放課後や土日など可能な範囲での参加となります。

新型コロナウイルスの影響で対面での学習機会が減ってしまいました。まちに飛び出し、まちの課題を肌で感じ、ジブンゴト化して考えてみたい、また、同じ想いをもった学生の仲間と一緒に取り組んでみたい、そのような学生さんの学びを応援したいと思います。

沢山の学生さんの応募をお待ちしております。申込方法等の詳細は、まちのキャンパスのホームページをご確認のうえ、お申込みいただきたいと思います。

それでは、3件目の「ふるさと納税に新たな返礼品の導入」についてです。

江ノ島電鉄株式会社並びに湘南モノレール株式会社のご協力によりまして、鎌倉市のふるさと納税に新たな返礼品が加わります。

今回の新たな返礼品は、江ノ島電鉄の108号車通称「タンコロ」を極楽寺の車庫内にて写真撮影や車内へ乗車することができる「タンコロ見学体験」や、湘南モノレール江の島線の全線開通50周年を記念しての「現行営業車両5000系方向板セット」などが、通常購入することのできない数量限定の魅力的な品々となっています。

今回追加となる返礼品の受付は、令和3年9月1日午前10時から開始し、先着順ということになります。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から申し込みをすることができます。

なお、会見終了後に、江ノ島電鉄株式会社の中沢取締役並びに湘南モノレール株式会社の尾渡(おわたり)社長にご参加いただき、返礼品の発表を行いますので、出席くださいますようよろしくお願いします。

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お問い合わせ

所属課室:共生共創部広報課広報担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階

電話番号:0467-61-3867

メール:koho@city.kamakura.kanagawa.jp

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