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更新日:2021年9月2日

記者発表資料発表日:2021年9月2日

萬屋本店を「景観重要建築物等」(第37号)に指定

鎌倉市では、都市景観条例により、鎌倉らしい景観づくりに重要な役割を果たしている建築物や工作物を「景観重要建築物等」として指定し、保存・活用のための支援を行っています。
令和3年(2021年)9月2日に、新たに萬屋本店を「景観重要建築物等」(第37号)に指定しました。

萬屋本店とは

萬屋本店は、由比ガ浜通り沿道南側の敷地に、ほぼ真北を正面として建つ切妻平入りの出桁造りの本二階建であり、鎌倉における戦前の町家を代表するものの一つです。大正15年(1926年)に酒類販売業を営む石渡惣左衛門によって建てられました。
その堂々としたたたずまいは、長谷一帯に上流階級が多く別荘を構え、長谷寺(長谷観音)、高徳院(鎌倉大仏)への参詣で由比ガ浜通りが商店街として大いににぎわった往時の隆盛をしのばせています。
現在はレストラン・ウェディング会場として利用されており、そのファサードには新しい暖簾が掛けられています。いまだ長谷界隈を散策する人々の足を一度は止めさせる力をもっており、この地区の景観形成に大きく寄与しています。

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建築物の概要

所在地:鎌倉市長谷二丁目
建設年:大正15年(1926年)
構造:木造2階建て、和小屋組

お問い合わせ

所属課室:都市景観部都市景観課都市景観担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-23-3000

内線:2521

メール:keikan@city.kamakura.kanagawa.jp

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