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更新日:2022年7月11日
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発表日:2022年7月11日
市内介護老人保健施設で施設入所者及び職員を対象として実施した新型コロナウイルスワクチン接種(ファイザー社製ワクチンを使用)において、161名の方について一人当たり0.3mLで実施すべきところを0.25mLで接種していたことが判明しました。
当該施設で令和4年(2022年)2月21日(月曜)から26日(土曜)に実施した新型コロナウイルスワクチン接種について、対象者の予診票を確認したところ、接種量の項目に本来は0.3mLと記入されているべきところ、0.25mLと記入されていたため、市が聞き取りを行いました。
聞き取りの結果、この間に実施した161名への接種が誤った量である0.25mLで行われていたことが判明しました。
ファイザー社製ワクチンの1バイアル(瓶)当たりの量は、0.45mLです。
接種に当たっては1.8mLの生理食塩水を注入・希釈して使用するため、希釈後の1バイアル当たりの合計量は2.25mLとなります。
一人当たりの正しい接種量は0.3mLで、1バイアルからは7人分(合計2.1mL)の採取が可能です。
しかし、当該施設では希釈後の合計量を1.8mLと誤認し、1バイアルから7人分のワクチンを採取するために、一人当たりの接種量を0.25mLと判断して接種を実施したものです。
なお、接種を受けられた方161名の健康被害等は確認されておりません。
間違い接種の対象となった施設入所者及び職員に対しては施設から説明を実施します。
なお、国の見解では、ワクチンの接種量が規定量の半分以上であれば再接種は不要であることが示されているため再接種は実施しません。
また、同施設で予定している4回目接種(武田/モデルナ社製ワクチンを使用予定)時には、市職員の立ち合いのもと、正しい手順で接種が実施されているか確認を行います。
あわせて、新型コロナウイルスワクチン接種を実施する市内高齢者施設に対して、ワクチンの取扱い方法等を改めて周知し再発防止を徹底します。
所属課室:健康福祉部 担当者名:新型コロナウイルスワクチン接種担当
電話番号:0467-23-3000