「多様な学びの場の構築に向けた包括連携協定」を締結しました

鎌倉市教育委員会と一般財団法人ロートこどもみらい財団（代表理事荒木健史様）と株式会社SPACE（代表取締役福本理恵様）は、自分の個性や自分らしさを発見・探究し続けたい子どもたちが自らの認知特性や学習特性を知り、オンラインプログラムを用いた自分らしい学び方を探すための多様な学びの場の提供を目指し、令和4年10月20日に「多様な学びの場の構築に向けた包括連携協定」を締結しました。

締結の経緯

現在、本市では、学校での学習に馴染めず、不登校あるいは休みがちになっているなど、学校に通うのがつらいと感じている児童生徒に対して、各学校での対応に加え、教育相談員による相談、教育支援教室「ひだまり」や令和3年度からスタートした「かまくらULTLAプログラム」等で支援を行っています。
本締結により、家から出ることができず、これらの支援を受けることが難しい児童生徒や「かまくらULTLAプログラム」参加者で引き続き何らかの取組をしたいという児童生徒に対して、自分の個性や特性を自ら把握しながら、それを生かして探究的な学習に取り組み、学ぶ喜びや意欲、自信をもって学習に向かう力を育むことができる環境が整備されます。
一般財団法人ロートこどもみらい財団、株式会社SPACE、本市教育委員会の三者が連携し小学校3年生から高校3年生までを対象に主にオンラインによる探究プログラムや参加者同士の交流等、多様な学びの場の提供のためにお互いの知見及びノウハウを共有し、協働するため、本協定の締結に至りました。

対象

小学校3年生～高校3年生（8歳～18歳）

連携事項

現時点での連携事項は以下のとおりです。

児童生徒の多様な学びの機会の提供に関すること
児童生徒の学びの特性の把握・支援に関すること
その他、前号に掲げるもののほか、必要と認めること

包括連携協定書について

多様な学びの場の構築に向けた包括連携協定（PDF：173KB）