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更新日:2023年5月12日
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発表日:2023年5月11日
市内医療機関で実施した新型コロナウイルスワクチン接種(ファイザー社製オミクロン株対応2価ワクチンを使用)において、20名の方について保管期限を過ぎたワクチンを接種していたことが判明しました。
保管期限:令和5年(2023年)5月1日(月)
接種日:令和5年(2023年)5月2日(火)、6日(土)、8日(月)、9日(火)
接種人数:計20名
市内医療機関において、5月9日(火)の午後に新型コロナウイルスワクチンの在庫状況確認作業を行っていたところ、保管期限が5月1日(月)までのワクチンが残っており、当該ワクチンを接種に使用していたことが判明しました。
当該ワクチンについては当初3月に使用する予定で、市が2月20日に解凍した後、配送したものですが、予約者数が少なかったため持ち越しされており、解凍から10週間以内であれば接種することが出来るため、5月1日が保管期限となっていたものです。
ファイザー社製オミクロン株対応2価ワクチンは超低温冷凍(-90~-60℃)では有効期間が18カ月とされていますが、冷蔵状態(2~8℃)では解凍から10週間が保管期限とされています。
ワクチン自体の有効期間と接種に使用することが出来る保管期限が異なることから、市から医療機関に対して配送を実施する際は配送管理表を用いて、使用期限を確実に伝え、その期間内での使用についての説明を実施していましたが、接種実施の際に、ワクチンの保管期限の確認が行われずに接種が行われたものです。
事案判明後、当該医療機関から直ちに対象者に説明を行い、健康状態に異常がないことの確認と、その後の健康観察を実施しています。
なお、現時点で接種を受けられた方に健康被害等は確認されておりません。
ワクチンの適切な取扱い方法について、市内の接種実施医療機関に改めて周知を行い、再発防止を図ります。
所属課室:健康福祉部 担当者名:新型コロナウイルスワクチン接種担当
電話番号:0467-23-3000