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更新日:2023年9月12日
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発表日:2023年09月12日
高野山金剛三昧院は、3代将軍源実朝の菩提を弔うために創建された寺院です。当館の建つ無量寺谷付近に屋敷や菩提寺を構えていた安達景盛の勧めによって、尼将軍北条政子が建立しました。
同院には、政子発願と伝わる多宝塔(国宝)や、経蔵(重要文化財)など、鎌倉時代の建築物が現存します。とりわけ多宝塔は政子発願と伝わり、令和5年(2023年)の今年、造立800年を迎えます。また、安達氏や鎌倉幕府の発給した文書や仏像・絵画資料など、貴重な文化財が数多く伝来しています。
本展は、同院の宝物が一堂に集まる史上初の展覧会です。地蔵菩薩立像や廻心房真空の肖像など、初公開の資料も陳列します。ぜひ足をお運びください。
令和5年(2023年)9月25日(月曜日)~12月2日(木曜日)
※同時開催 令和5年(2023年)9月25日(月曜日)~10月31日(火曜日)
特集展示「洪鐘祭-六十年に一度の祭礼の記憶-」【後期】
一般 400[300]円 小・中学生 150[100]円 ※[ ]内は 20名以上団体料金
市民は、観覧料などが無料です。入館時に身分証などのご提示を。
10時00分~16時00分(入館は15時30分まで)
日曜日・祝日
鎌倉歴史文化交流館(鎌倉市教育委員会)
関東下知状(高野山霊宝館寄託、金剛三昧院蔵)/廻心房真空像(金剛三昧院蔵)/安達景盛【大蓮房覚智】像(金剛三昧院蔵)/地蔵菩薩立像(金剛三昧院蔵)/弁才天坐像(金剛三昧院蔵)
総展示数:約31点