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更新日:2024年7月2日
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発表日:2024年7月2日
鎌倉三大洋館のひとつで本市が管理する「旧華頂宮邸」は、老朽化に伴う銅葺き屋根の一部修繕を今年度下半期に予定していることから、例年秋に実施している一般公開を、今年は7月に実施いたします。
緑青色の屋根が印象的な旧華頂宮邸ですが、新しい銅板に葺き替えると、光沢のある赤みを帯びた色となります。その後、長い年月をかけて趣のある緑青色へと変化していくため、現在と同様な姿は当面の間見納めとなります。
この貴重な機会にぜひお立ち寄りください。
令和6年(2024年)7月20日(土曜日)、21日(日曜日)
午前10時から午後4時まで(最終入場午後3時45分)
鎌倉市浄明寺二丁目6番37号
旧華頂宮邸は、昭和4年の春に華頂博信侯爵邸として建てられ、平成8年5月鎌倉市が取得しました。華頂家の沿革から、通称「旧華頂宮邸」と呼ばれています。
神奈川県内の戦前の洋風住宅建築としては鎌倉文学館(旧前田侯爵別邸)に次ぐ大規模なもので、戦前の洋風住宅建築を代表するものとして評価されています。
外観は西洋民家に見られるハーフティンバー様式で、内部は各室にマントルピースを備える豪華なしつらえです。
歴史的建造物の維持には多くの費用がかかります。本市の重要な財産である、旧華頂宮邸を後世に伝え残すため、寄附金を募集しております。公開当日に募金箱を設置するほか、ふるさと寄附金制度(景観重要建造物等保全基金)によるご寄附につきましてもご協力をいただけますようお願いいたします。
所属課室:都市景観部都市景観課
電話番号:0467-23-3000