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更新日:2024年12月2日

記者発表資料発表日:2024年11月25日

西鎌倉小学校の土壌からP-Lifeを添加したポリプロピレンの分解菌が発見されました!

令和4年度(2022年度)に鎌倉市立西鎌倉小学校において、慶應義塾大学が代表機関を務める「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野・本格型リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」(注1)のプロジェクトの一環として、小学6年生を対象に「地球に還るストロープロジェクト」を実施しました。

このプロジェクトでは、持続可能な循環型社会について学びを深めることを目的に、給食で使用するプラスチックストローをP-Life(注2)を添加したストローに置き換え、使用後のストローを微生物の力で分解し、土に還す実証実験を行いました。

実証実験の結果、西鎌倉小学校の土壌から、P-Lifeを添加したポリプロピレンの分解菌が発見され、この分解菌の分解能は、難分解性プラスチック問題の解決に向けて重要な貢献を果たすと期待されています。なお、本成果は、令和6年(2024年)11月28日に開催される日本分子生物学会(注3)にて発表されます。

 

  • 注1
    慶應義塾大学が代表機関となり、参画企業(幹事企業:株式会社カヤック)と、参画大学、鎌倉市の共創による、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野・本格型リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」のプログラムです。本プログラムは、地域大学等を中心とし、地方自治体、企業等とのパートナーシップによる、地域の社会課題解決や地域経済の発展のための自立的・持続的な地域産学官共創拠点の形成を目的としています。
  • 注2
    微生物分解が困難とされ難分解性プラスチックを、微生物分解へと導く画期的な添加剤です。
  • 注3
    分子生物学を中心とした研究に関わる研究者やその関連産業に関わる方々が全国から参加される日本最大級のライフサイエンス系学会です。

研究成果

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