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更新日:2024年12月24日
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発表日:2024年12月24日
鎌倉市が株式会社ECOMMITと実施しているリユースに関する実証実験に関連し、鎌倉市役所本庁舎に設置している不要品回収ボックス「PASSTO(パスト)」を高機能化しました。
新たなボックスには、慶應義塾大学が中心となって開発した「しげんポスト」(注)の技術を応用し、投函された物の種類や重量、投函された時間などのデータをAIカメラや重量センサーを用いて自動取得する実証実験を行います。
このボックスは株式会社ECOMMIT、鎌倉市、慶應義塾大学の3者が連携し、リサイクリエーション慶應鎌倉ラボ(鎌倉市大町)で製作したもので、従来のものから強度や耐久性が向上し、長期間の使用にも耐える設計となっています。
また、搭載した機器によりおおよその投函人数や品数、投函物の特徴をリアルタイムに近い形で取得・管理することで、分析にかかる工数削減や精度の向上が期待できます。
この取り組みで取得したデータを活用することでリユース可能なものの傾向把握や各ボックスの収集効率化につなげ、ごみの減量(リデュース)に向け、産官学で連携してまいります。
回収する雑貨のイメージ
3Dプリンタによるボックス作成の様子
新たなボックス
(注)慶應義塾大学が代表機関となり、参画企業(幹事企業:株式会社カヤック)と、参画大学、鎌倉市の共創による、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野・本格型リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」のプログラムで開発されたもので、家庭で出た使用済みつめかえパックを回収するボックスとして市内4カ所に設置されています。
鎌倉市役所本庁舎1階、正面入り口横
大船、腰越、玉縄、深沢の各行政センターには従来の不要品回収ボックスを設置しています。
令和6年(2024年)12月25日(水曜日)