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更新日:2025年3月7日
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発表日:2025年3月7日
鎌倉市が実施する定期接種(新型コロナウイルス感染症ワクチン)において、市内医療機関で期限切れのワクチンの使用(1件1人)が明らかになったため報告します。
新型コロナウイルス感染症ワクチン
83歳
令和7年(2025年)1月29日
令和7年(2025年)1月26日
医療機関が、接種当日に誤接種であったことに気づき、被接種者、市民健康課へ報告。
医師・看護師による有効期限の共有や接種時の最終確認が不十分であったことが原因でした。
誤った接種が判明した後、接種した医療機関の担当医師が被接種者に対し、謝罪及び健康状態に問題がないことを確認し、今後の対応を説明するとともに、体調に変化があった際は、即、医療機関へ連絡するよう伝えています。また、今後、被接種者の予約管理表にワクチン使用有効期限を記載する等、確認を徹底し、再発防止に努める旨の報告を受けました。
予防接種事業を委託している全医療機関に対し、誤った接種が起きた事実の周知と合わせて、注意喚起及び再発防止に向けた取り組みの徹底を促す文書を送付しました。また、当該医療機関を訪問し、ワクチンの管理方法や保管状況、再発防止策等を確認しました。
本予防接種は、10月1日から翌年1月末までの期間で、定期接種として実施した自治体が多い中、本ワクチンは実施期間中(1月26日)に期限が切れるため、全国的に同様の誤接種が起きています。今回の事案に関して、当該ワクチンを製造している製薬会社が、「安全性試験の結果から、最終有効年月日の超過後1ヵ月間は、承認規格に適合していることを確認しており、本剤の品質および有効性・安全性への影響はないものと考えている。」旨の通知を発出しています。