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更新日:2025年7月1日
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記者発表資料発表日:2025年7月1日
鎌倉文学館は、加賀百万石の藩主として知られる前田利家公の系譜である旧前田侯爵家の別邸として竣工してから89年、鎌倉文学館として開館してから40年が経過しており、老朽化が進む建物の適切な保存及び施設の魅力向上と利用者の利便性向上を目指して大規模改修を進めており、令和5年(2023年)4月から休館しています。
現在進めている改修では、「訪れる場所」から「見る・憩う・過ごす場所」へ、という新たな視点を込めており、別荘文化華やかなりし頃の面影を残し、鎌倉の三大洋館のひとつとも称される鎌倉文学館を、いまの時代にふさわしい価値を重ね、次の世代へと引き継いでいくこととしています。
この改修に当たり、鎌倉文学館の敷地全体の有効活用とがけ地の安全対策を実施することから、敷地内の洋館(旧前田邸)の解体を予定しています。
つきましては、同洋館の見学を含めた鎌倉文学館改修計画の説明会を開催します。
令和7年(2025年)7月30日(水曜日)及び8月3日(日曜日)※雨天決行
(1)10時00分から12時00分 (2)14時00分から16時00分(各日2回開催)
各回、45分を予定しています。その後は自由見学となります。
鎌倉文学館敷地内洋館(旧前田邸)(鎌倉市長谷1-5-2)
事前申込みは不要のため、当日直接現地にお越しください。
(敷地内への入場は各回開始時間の10分前からとなります。)
この改修では、鎌倉文学館の建物の価値を維持できるよう老朽化対策を施すとともに、ほぼ建設当時のまま残されている3階部分の公開に向けた安全対策、エレベーター設置等のバリアフリー化を実施します。加えて、利便性向上のためのミュージアムショップや喫茶スペースを併せ持つ、利便施設を敷地南側に整備する計画です。