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更新日:2025年11月11日
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記者発表資料発表日:2025年11月10日
旧華頂宮邸の洋館とフランス式庭園は一体として作られ、約100年もの間、人々に親しまれています。
旧華頂宮邸の庭園は、幾何学的なフランス式庭園であり、著名な作庭家・上原敬二の設計であることが分かっています。本年度は、フランス式庭園において、重要な要素である噴水の修繕も実施し、洋館だけに留まらない旧華頂宮邸の魅力を、東アジアの文化の側面からも再発見し、より多くの方へ知っていただきたいと考えています。
そこで、建築・造園、それぞれ専門の講師をお招きし、旧華頂宮邸の「洋館」と「フランス式庭園」が共に織りなす魅力をお話いただくイベントを企画しましたので、ご案内いたします。
令和7年(2025年)11月30日(日曜日)午後1時~午後3時
鎌倉市浄明寺二丁目6番37号
1000円(資料代含む)
電子申請(外部サイトへリンク)(定員50名、抽選)11月18日締め切り
東北芸術工科大学 教授 志村 直愛 氏
東京農業大学 名誉教授 鈴木 誠 氏
詳細は、別途チラシ(PDF:476KB)をご覧ください。
旧華頂宮邸は、昭和4年の春に華頂博信侯爵邸として建てられ、平成8年5月鎌倉市が取得しました。華頂家の沿革から、通称「旧華頂宮邸」と呼ばれています。神奈川県内の戦前の洋風住宅建築としては鎌倉文学館(旧前田侯爵別邸)に次ぐ大規模なもので、戦前の洋風住宅建築を代表するものとして評価されています。
本市の重要な財産である、旧華頂宮邸を後世に伝え残すため、寄附金を募集しております。当日に募金箱を設置するほか、ふるさと寄附金制度(景観重要建造物等保全基金)によるご寄付も受け付けております。