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更新日:2025年12月24日

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記者発表資料発表日:2025年12月24日

日本遺産事業は認定継続となりました
-日本遺産「『いざ、鎌倉』~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~」のさらなる発展に向けて取り組みます-

鎌倉市では、鎌倉市及び公益社団法人鎌倉市観光協会などを構成団体として、「日本遺産いざ鎌倉協議会」を立ち上げ、日本遺産事業を進めています。

このたび、日本遺産総括評価・継続審査点数評価プロセスの結果、認定継続となったことについて、日本遺産いざ鎌倉協議会から情報提供がありましたので、次のとおりお知らせします。

日本遺産いざ鎌倉協議会からの報告

令和7年(2025年)7月31日付で文化庁から発表がありましたとおり、令和7年度における「日本遺産」の総括評価・継続審査の結果、点数評価プロセスに進んでおりましたが、令和7年10月の現地調査等を経て、令和7年(2025年)12月24日付で文化庁から「日本遺産『いざ、鎌倉』~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~」が認定継続になったとの発表がありました。

日本遺産いざ鎌倉協議会では、引き続き日本遺産を通じた地域活性化に取り組んでまいります。

経緯

令和4年(2022年)に行われた総括評価・継続審査の結果再審査となり、令和4年12月16日付けで文化庁から「認定継続(条件付)」との発表がありました。

令和7年(2025年)に行われた総括評価・継続審査の結果、令和7年(2025年)7月31日付で点数評価プロセスに進むことを通知され、10月1日の現地調査を経て、12月24日に審査結果発表となりました。

審査結果

「認定継続」

【主な審査時のコメント】

  • 前回の総括評価・継続審査の際に課題として提示した項目のかなりの部分が改善され、計画に盛り込まれており、日本遺産のストーリーを活かし、課題の解決も含め、鎌倉観光の推進をしようという姿勢が認められ、事業全体が一定程度深化していていると感じた。
  • 日本遺産構成文化財への誘導を図るには、もう一段の誘導サインや看板等の整備が必要。
  • 特定地域への極度の混雑・集中は、日本遺産以前に今の鎌倉が抱える大きな課題となっており、地域住民が快適な暮らしを維持できるような、分散マネージメントの施策とその具体的実践が必要。
  • そもそものストーリーテーマである「モザイク」という表現をもう少しわかりやすく表現することが必要。
  • 普及啓発活動は、学校等も含めて取り組まれているが、なによりも住民の認知度の向上が喫緊の課題。「モザイク」都市鎌倉の魅力を、観光客だけでなく地域の方々にも認識して頂けるような戦略が必要。

鎌倉市の日本遺産ストーリーについて

鎌倉市は平成28年度に、文化庁から「「いざ、鎌倉」~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~」」というストーリーで認定を受けています。

鎌倉は、武家政権が誕生した鎌倉時代だけでなく、江戸時代には観光地として脚光を浴び、近代には多くの政財界人が別荘を建て、「鎌倉文士」と呼ばれる文豪たちが訪れました。ストーリーでは、歴史ある神社仏閣を多く残す古都鎌倉の雰囲気の中に、各時代を代表する史跡、建築や鎌倉文士らが残した文化、行事等がモザイク画のように組み合わされているまちを紹介しています。

日本遺産いざ鎌倉協議会では、ストーリーを構成する56個の文化財とともに、鎌倉の隠れた魅力、まだ知られていない側面を発信しており、今後も鎌倉市の日本遺産のさらなる発展に向けて取り組んでまいります。

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お問い合わせ

所属課室:市民防災部観光課

電話番号:0467-23-3000

メール:kankou@city.kamakura.kanagawa.jp