記者発表資料発表日:2026年3月19日
「DAFあらた」の共助型自治体支援プログラムに鎌倉スクールコラボファンドが選定されました-安定的かつ継続的な教育支援財源の確立へ一歩前進-
この度、鎌倉スクールコラボファンドの取組が、三井住友信託銀行株式会社と公益財団法人パブリックリソース財団(以下「パブリックリソース財団」という。)が協働で運営する、日本で最初(注)のドナー・アドバイズド・ファンド(寄付者助言基金(Donor-Advised Fund)、以下「DAF」という。)である「DAFあらた」の共助型自治体支援プログラムに選定されました。
(注)パブリックリソース財団調べ
1 選定の経過
- 本市は、令和6年4月に「鎌倉スクールコラボファンド活用基金」を設置し、市内外の方々からの寄付金を活用して、学校と多様な企業・団体等との協働によるプロジェクト型学習やICTを活用した個別最適な学び等に取り組んできました。
- これまで、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング、寄付型自販機の設置及び銀行と連携した金融商品の運用益を寄付する仕組みを導入するなど多様な資金調達を実施してきましたが、安定性・持続性に課題があり、財源確保の方策を模索してきました。
- 「DAFあらた」の「共助型自治体支援プログラム」は、鎌倉スクールコラボファンド活用基金の持続可能な財源確保に寄与すると期待できることから令和7年8月に応募し、選定に至ったものです。
2 「DAFあらた」とは
- DAFは、米国で100年近い歴史を持つ寄付の方式です。アメリカにおいては、1990年代から富裕層を中心に認知度が高まりました。現在その仕組みは大手金融機関や財団によって運営され、2023年時点で総資産は約37兆円となり、約180万の基金が存在しています。様々な社会課題が存在する米国において、その解決を政府に委ねるのではなく市民が解決するための手段としてDAFは重要な役割を担ってきました。現在、DAFは米国だけではなく、カナダやイギリスでも重要な寄付の手法として展開されています。
- 「DAFあらた」は、寄付適格認証団体データベースから厳選された支援団体リストから寄付者の希望に沿って、社会的インパクトを生む団体を指定できる唯一の寄付で、三井住友信託銀行とパブリックリソース財団が、協働で運営する日本初(※)の「日本型ドナー・アドバイズド・ファンド」=「運用×セレクト型オリジナル基金」として令和7年に創設されました。※パブリックリソース財団調べ
- 寄付者は、500万円以上で「DAFあらた」に基金を創設し、その基金は三井住友信託銀行が取り扱う投資信託により運用されます。寄付者は運用益と元本を合算した基金の残高の範囲で、支援先を団体リストから指定して支援することができます。
- 現時点で「DAFあらた」の支援先は、民間非営利団体が14団体、自治体では鎌倉市のみであり、本市は自治体として初めて選定されました。
「DAFあらた」の仕組みに関するお問い合わせ先
パブリックリソース財団に直接お問い合わせいただくか、専用サイト及びパンフレットをご覧ください。
3 「鎌倉スクールコラボファンド」とは
「鎌倉スクールコラボファンド」とは、リアルな社会課題に基づくプロジェクト型学習やICTを活用した個別最適な学び等を、学校が魅力的な人材・組織とのコラボレーションを通じて実現することで、子どもたちや教師が新しい時代の到来にドキドキし、自分が将来できそうな事にワクワクする教育を創り上げていくための資金です。
令和6年4月から鎌倉スクールコラボファンド活用基金として運用を開始し、令和7年度は18,406,079円(令和8年3月17日時点)のご支援をいただき、市立小学校6校・中学校5校でNPOや企業等とのコラボレーションが実現しています。
鎌倉スクールコラボファンドの趣旨や活用した取組、申込等については、公式SNS「鎌倉市教育委員会note(外部サイトへリンク)」をご覧ください。