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更新日:2015年1月23日
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自宅または近隣の樹木にカラスが巣を作って、近くを通ると襲われるのですが?
3月から7月にかけてカラスの繁殖期にあたり、多くのカラスがねぐらを離れ、庭木や公園の樹木、街路樹などに営巣します。この時期は親カラスが過敏になり、特に、巣立ちの時期(6月~7月)に、ヒナが巣の周りで飛ぶ練習を始めるときが、最も過敏になります。
この時期には、巣がある付近を通る人を威嚇するために、背後から飛んできて頭を蹴ることもあります。
迂回できる道があれば、できるだけその付近を避けて通行するようにしてください。
迂回ができない場合は、親カラスの動きに注意しながら、できるだけ早くその場から立ち去るようにしてください。
また、身を守るためには、帽子をかぶる、傘をさすことなどが有効です。
また、庭木などに巣作りを始めたら、被害を未然に防ぐために、完成する前に巣を撤去するとよいでしょう。
ただし、既に抱卵や子育てが始まっている巣を撤去する場合は、鳥獣保護法による市長の許可が必要です。
カラスも生きるため、子どもを守るために懸命なのです。自然界の営みをご理解ください。
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