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更新日:2021年12月23日

救急車に新たな救急用資器材(自動心肺蘇生器)を配置しました。

自動心肺蘇生器の運用開始日

鎌倉市消防本部では、心肺停止患者の救命率の向上が期待できる自動心肺蘇生器を、全救急隊(8隊)に配置しました。

運用開始日:令和3年(2021年)12月1日(水曜日)

自動心肺蘇生器とは?

自動心肺蘇生器は、心肺停止の患者に対し、自動で胸骨圧迫(心臓マッサージ)及び人工呼吸を行ってくれる機器です。

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機器が自動で胸骨圧迫を行うことは怖くないのか?

鎌倉市が導入している自動心肺蘇生器は、大柄な方から小柄な方まで一人一人の体型に合わせて調整が可能で、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の深さを圧力測定で調整することができます。また、胸骨圧迫を行う部分についてはシリコン製でできており、パッドの向きについても調整が可能です。これにより、通常人が行う胸骨圧迫(心臓マッサージ)と同様に心肺停止の患者に対し、愛護的に使用することができます。

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AEDとの違いは?

AEDも心肺停止した人への応急処置に使うものですが、AEDは心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対し、電気ショックを与え正常なリズムに戻すものです。

今回導入した自動心肺蘇生器は、停止した心拍を取り戻すために必要な心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)を自動かつ絶え間なく行うことができる救急資器材です。

自動心肺蘇生器のメリットは?

心肺蘇生法は、質の高い胸骨圧迫を絶え間なく継続することが重要視されています。階段や搬送経路が狭い場合、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を継続することが困難でしたが、自動心肺蘇生器は布担架と一体となっており、搬送中でも継続して胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うことができるため、救命率の向上が期待できます。また、人工呼吸も同時に行うことができ、必要な処置を絶え間なく行うことが可能です。

お問い合わせ

所属課室:消防本部警防救急課救急救命担当

鎌倉市大船3-5-10

電話番号:0467-44-0979

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