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更新日:2024年5月28日
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これからの鎌倉を担う子どもたちを対象に、普段子どもたちが考えていることや感じていることなどを市長が聴くとともに、子どもたちが市長の公務や市の課題などを知り、市政に対する関心と理解を深め、将来の鎌倉をどのようなまちにしたいかを考える機会となることを目的に実施しました。
講堂に集合し、市長、比留間副市長及び千田副市長の挨拶でスタート!初めに災害対策本部室を見学し、その後、学年ごとで3班体制となり、市長、両副市長がそれぞれ庁舎案内しました。まずは、本庁舎の敷地内にある「平和都市宣言石碑」、「平和の木」など、先人の思いを学びます。
庁舎内では、各窓口や、ウクライナ人道危機救援金にかかる募金箱、プラスチックごみを新しい資源に変えて未来の世代に笑顔を届ける「しげんポスト」が紹介されました。子どもたちからは「募金はいくらぐらい集まっているんですか?」と積極的な質問も。市役所には、住民票の発行や税金の徴収をはじめ、くらしの困りごとを相談する窓口、市の運営を考える部署、市役所内のデジタル化を進める部署、道路や川を管理する部署、庁舎の移転を考える部署、ふるさと寄附金の返礼品を考えたりする部署など、さまざまな仕事があることを学びました。
つぎは屋上から鎌倉のまちを見渡し、鎌倉の景観について説明を受けます。三方を山に、一方は海に囲まれた自然の要塞である鎌倉のまち。「高いビルやマンションがないから向こう側の山も見えるね!」「派手な色の看板がないね!」
市長の仕事場を見学するため、市長が子どもたちを市長室に案内しました。普段入ることのできない市長室に入り、市長がどのようにして仕事をしているのか説明を受けました。順番に市長の椅子に座る一日市長のみなさん。「緊張するなぁ」などの声もあがり、すこし緊張しながらも、うれしそうな様子が印象的でした。
市議会(議場)に移動し、まずは市長から鎌倉市が目指すまちにむけた取り組みについて、パワーポイントを使って説明しました。鎌倉を世界に誇れる持続可能なまちにするために、多様性を尊重し、先人達が守ってきた歴史、文化、自然、共生の価値観を大事にしていくこと、また、鎌倉市共生社会の実現をめざす条例や、SDGs推進隊の説明を行いました。
「自分が鎌倉市長になったら、鎌倉市をどうしていきたいか」というテーマで、考えてきた政策を記者会見という設定で皆の前で発表しました。一日市長からは、「モノレールを鎌倉駅まで伸ばしたい」「給食のストローを自然に還る素材にする」「メタバーステクノロジーを取り入れていく」「高齢者も若い人も住みやすいまちをつくりたい」などの、それぞれの視点にたった力強い提案がありました。
記念撮影をした後、「鎌倉市長〇〇」と印刷された専用の名刺を市長と交換し、一日市長体験を終了しました。閉会後には、普段は議長以外が座ることができない議長席に座って記念撮影をしたり、議場に敷いてあるふわふわのじゅうたんを確かめてみたり。
一日市長のみなさんからは、「発表はすごく緊張したけど楽しかった!」「とても勉強になって申し込んでよかった」「屋上からの景色がきれいだった」「市長と直接話せてよかった」など、さまざまな声をかけていただきました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
所属課室:共生共創部地域共生課くらしと福祉の相談担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階
電話番号:0467-23-3000
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