青少年トーク~成人の集い実行委員会の皆さんと市長との懇談会~
市長が、これからの鎌倉を担っていく若者の意見をお聞きする「青少年トーク」。
「成人のつどい」終了後、式典を成功へと導いた、実行委員会の皆さん10名と懇談を行いました。
実行委員会の活動は、昨年5月からはじまり、式典の企画から準備、当日の進行まで、8か月にわたります。そのなかで育まれたチームワークの良さ、リーダーシップや積極性、若者ならではの柔軟なアイデアが、皆さんひとりひとりから伝わりました。
二十歳になってチャレンジしてみたいことや将来の夢、鎌倉市の良いところ、悪いところ、市長への質問など、市長を囲んで和気あいあいと、意見交換を行いました。
開催日程
日時:平成25年1月30日(水曜日)18時00分から19時30分
会場:かまくら・ふれんず
懇談概要
1 世界遺産登録について
市長の世界遺産登録への思いや、登録がされた場合の暮らしの変化について、熱心に耳を傾けていました。
市の様々な施策のなかでも、世界遺産登録について、皆さんの関心が高いことがわかりました。
参加者の方からのご意見
- 「守る」という意味では、登録はとてもいい意味だと思うが、登録することによって、人は増え、それによって逆に傷ついてしまう遺産も多くあるので、兼ね合いが大事だと思う。
- 世界遺産登録イコール観光地っていう形を、一旦やめた方がいいと思う。
2 理想の鎌倉像について
鎌倉の良いところと悪いところについて、普段生活をしていて、感じることを率直に話してくださいました。
参加者の方からのご意見
- 歩けばお寺があるっていうのは、個人的にはとても楽しいなと思う。お寺巡りは、落ち着くのでよい。
- 緑がいっぱいあるのはとてもよい。最近、引っ越したが、その時の条件で、緑がある程度ある所がいいと思った。あんまり都市みたいなところは苦手なので、それは魅力だと思う。
- 七里ガ浜に住んでいるが、江ノ電が、休みの日はとても混むので、困っている。休みの日やイベントのある日は、混雑していて、乗れない時がある。
- 大船は電車の便がいい。しかし、横浜等と比べてビルなど無く、適度に緑もあるので、組み合わせ勝ちだと思う。ただ、夜ゲームセンターに人が集まるのは怖いと思う。
- モノレールは、いつになったらスイカが使えるようになるのか?
それが嫌で、自転車で大船まで行っている。
- 休日の江ノ電の混み具合はさることながら、この前みた時は、鎌倉駅の西口の改札出て右のファミリーマートの前を通って、UFJのATMの所まで列が並んでいたので、諦めて歩いた。
- 昼に江ノ電で、稲村ガ崎から七里ガ浜に出て海が見えた時に、おそらく観光客であろう人達が、みんな一斉に「ワー」って歓声を上げたのを聞いて、住んでいて良かったって思った。
好きなところと言うか、自慢できるところだ。
結びに…~市長からひとこと~
鎌倉の街の良さって、色々お話を伺うとそれぞれありましたが、それを作っていくのは、みなさんです。
みなさんがこの鎌倉の街をどうしていくかということを、自分達でどうするかという風に考えて、行動してもらいたいと思っています。自分でできることを、是非やれるようなことを目指して、みんなで一緒に鎌倉を元気に、魅力ある街にしていきたいと思っています。