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更新日:2022年11月21日

青少年トーク~大船高校生徒会と市長との懇談会~

今回、市長との懇談を行ったのは、神奈川県立大船高等学校の生徒会役員の皆さん。

生徒会では、北鎌倉駅からの狭い通学路の問題点を自分達で見つけて、地域の方や観光客の方の迷惑にならないよう、生徒のマナーアップと交通安全を呼びかけているそうです。

こうしたことから、生徒自身による取組と市の取組を互いに紹介したうえで、学校と市役所が協力してできることを探るとともに、地域の方や他校とも連携する、より大きな活動に向けたアイデアなどを話し合いました。

多くの生徒達の意識改革に、生徒自身が先頭に立って取り組んでいる姿、そして、それをさらに広げていこうという前向きな姿勢が、とても頼もしく感じられました。

開催概要

青少年トーク(大船高校1)

 

日時:平成26年12月15日(月曜日)13時25分~15時00分

会場:神奈川県立大船高等学校応接室

参加者:松尾市長、大船高校生徒会役員(7名)

テーマ:『私たちが考えるマナー』

ライン1

懇談における主な意見等

テーマ:『私たちが考えるマナー~交通安全の取組』について

生徒1日常見られる問題点

  • 狭い道では、横に広がって歩くことで他者の通行に支障をきたしています。また、車両が通行する際に危険が伴います。
  • バス通りでは、車道に下りて歩く、あるいは反対に歩道いっぱいに広がって歩くことで、他者が車道に下りざるをえない状況が生じています。
  • 呼びかけた時は理解してもらえても、実際に歩くとスマートフォンや話に夢中になってしまい、周りへの配慮が疎かになってしまいます。
  • 北鎌倉駅では、登校する生徒が朝8時前後の時間帯に集中するため、上記の問題点が顕著となります。

生徒6現行の取組

  • 「交通安全週間」を設けて、朝、北鎌倉駅前で生徒にマナー向上を呼びかけるとともに、通学路のハザードマップを作成して配布しています。
  • 1年生の各クラスに1人ずつ「交通安全委員」を任じて、生徒会の交通安全活動に協力してもらっています。

生徒3生徒会が考える改善に向けた取組案青少年トーク(大船高校2)

  • 「交通安全週間」を定期的に設けて、生徒への呼びかけの機会を増やしていきたいです。
  • 交通安全やマナーに関する課題や対策についてアンケートを取って、その結果をハザードマップに反映していきたいです。
  • 通学路に限らず、より範囲を広げたハザードマップを作って、「鎌倉市のマナー」として地域の人にも呼びかけていきたいです。
  • 交通安全やマナーについて、鎌倉市と高校生が協力してできる取組があれば、一緒に活動していきたいです。

市長1市長からの提案

  • 街頭で行う啓発キャンペーンや学校で行う交通安全教室等の際に、どうしたら効果的に呼びかけられるかということを、生徒の立場で一緒に考えてもらえるといいですね。
  • 交通安全委員を増やしたり、輪番制にしたりして、生徒一人ひとりが、交通安全やマナーを自分事として考えられる機会を増やしていくと良いと思います。
  • 狭い道や階段などでルールを設けるには、そこを利用する人達との合意形成が必要になってくるので、地域の人達と話す機会を設けて、学校の取組を知ってもらうとともに、地域の人達がどう捉えているかを聴いてみることも必要ですね。

まとめ

生徒4今までは私たちから呼びかけるばかりで、みんなに考えてもらうということをしていなかったので、生徒一人ひとりが交通安全やマナーについて自分達で考えられるよう、活動や体制を見直して、これからも取組を続けていきたいです。
 

市長1問題意識を持って取り組み、実際に様々な活動をしているけれども、それでももう少し何とかしたいというところだと思うので、市として協力していけるところがあれば、ぜひ声をかけてもらって、一緒に取り組んでいきたいと思います。
皆さんは、今日の話の中で新たに気付いた点について、それぞれの立場で実際に行動してみてください。
 

テーマ外「今の鎌倉市について」感じていることなど生徒5

  • 大船・深沢・鎌倉・七里ガ浜の各高校の生徒会が集まって「4校連携」という活動を行っていますが、鎌倉市にある4校ということで連携しているのだから、鎌倉市と一緒になって「高校生だからできる活動」ができたらいいと思っています。
  • 「古都」のイメージが強いので、文化を守るような取組に、高校生でも協力できる機会があればぜひ手伝いたいと思っています。
  • 青少年トーク(大船高校3)今年の夏に、海水浴場の騒音規制について、テレビなどでよく取り上げられていましたが、あまりいいイメージでなかったのが気になりました。
  • 高校生は鎌倉に行くと、寺社よりも小町通りに流れていくので、寺社に対する関心を高める取組や、逆に小町通りをさらに発展させることで、鎌倉の特徴をもっとPRできたらよいと思います。
  • 公募などで鎌倉の「ゆるキャラ」を作って、観光パンフレットなどに載せれば、若者にも読みやすいものができるし、また、寺社でキャラクターを活用したスタンプラリーなどを行えば、子ども達にも喜んでもらえると思います。

生徒2ライン1ライン1

 

お問い合わせ

所属課室:共生共創部地域共生課くらしと福祉の相談担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階

電話番号:0467-61-3436

メール:shisei@city.kamakura.kanagawa.jp

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