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更新日:2024年10月25日
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今回、市長との懇談を行ったのは、神奈川県立鎌倉高等学校の生徒会役員の皆さん。
鎌倉高校の皆さんは、「鎌倉学」という授業を通じて鎌倉を学び、鎌倉の清掃活動にもご協力をいただいています。
こうしたことから、環境問題、防災対策のテーマを中心に、高校生ができる取り組みについて積極的な意見や柔軟な発想、鎌倉への熱い想いを聞かせていただき、活発な意見交換の場となりました。
日時:平成27年9月5日(土曜日)13時30分~15時00分
場所:鎌倉市役所
参加者:松尾市長、鎌倉高校生徒会役員(7名)
テーマ:『環境問題について』
『防災対策について』
はじめに、市長から『環境問題について』として、ごみ減量化の取り組みや清掃活動、落書き防止について、続いて『防災対策として』、津波から身を守るための行動や避難場所、高校生の皆さんにもできる取り組みなどを説明しました。その後、懇談会形式で生徒会の皆さんから、テーマについての説明を聞き、各自気付いたことや、思ったこと、感じたことを発表していただきました。
ごみの有料化が決まった時、広報やラジオで、知る機会がたくさんあり、鎌倉市のごみに対する積極的な姿勢は凄いなと思いました。
ごみの表も他の市と比べてきっちりと書かれていると思いました。
新しいごみ焼却炉が出来たら、ごみの有料化はどうなるのかと思っていましたが、将来の市の負担や環境の施策を考えると、有料化の意味は大切だと思いました。
ごみの減量化の取り組みについて、生徒会から生徒へ、また親へも伝えていきたいと思った。
落書き防止だが、市の景観は、ボランティアの方の協力があって綺麗に保たれており、通学路の周りを見ても落書きは無く、鎌倉市民のいいところだと思いました。
落書きを消すボランティアは、20人ぐらいの団体だと思っていました。個人でボランティアをやっていることも凄いし、若い世代の私達がやらないといけない。住民一人一人が目を光らせていかないといけないと思いました。
海岸清掃のごみの大部分が、河川から流れて来た漂流ごみとのことで、河川に捨てられないような対策が必要だと思いました。
観光客が多いのでごみ問題も多いと思う、ごみを持って帰ってもらうなどアピールできたらいいのではと思いました。
学校給食での食べ残しが気になりました。
学校給食で、多く食べられない子は、他の子に分けてあげたりして、学校の中で小さなことをやることも大事だと思いました。
鎌倉市は歴史的建造物が多いが、震度6強の大地震が起きたときに、崩れる心配があるのではないかと思った。
歴史的建造物も災害には負けてしまうので、補強したり、崩れたときをきっかけに、耐震補強の構造を新たに付け加えたり、呼びかけしたらいいのではないかと思った。
鎌倉高校前の踏切の景色が綺麗で、写真を撮るために、道路に乗り出している観光客が多く、危険だと思う。学校では、無断で正門に入らないよう貼紙などして対応している。
鎌倉は住宅地としても人気で、山の斜面を崩してマンションが建てられている記事を見て、緑の綺麗な山が壊れてしまうと不安に思った。
鎌倉市はボランティア団体が多く、学生が参加できるボランティもあり、若い世代がアクティブに参加することを、自分たちでも、広められたらいいと思いました。
生徒会の存在や活動を全校生徒に知ってもらうことは、なかなか大変だが、行政がやっていることを住民に伝える工夫を聞き、一つずつ手段を使って働きかけるしかないと思った。
住民が住民に伝える、鎌倉市民が市民に伝えられたらいいなと思いました。
など
この懇談会を通じて、より鎌倉のまちに対して興味を持ってもらえたら嬉しいと思います。また高校生活の中で、何か市とでもいいですし、皆さんが自主的にでもいいですし、鎌倉のまちのために行動を起こしてもらえるようなことがあったら、ぜひ、協力したいと思います。